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2008年09月22日
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おととい、1年振りぐらいに遊びに来た兄貴が、新聞のコラム記事を持って来てくれた。

それは『竹内薫の科学・時事放談』という連載コーナーの中の”「心の星」はペルセウス・銀河鉄道の夜”という副題がついてる5段抜きの記事だったんだ。

内容を簡単に書くのは難しいんだけど…、

宮沢賢治は『銀河鉄道の夜』の場面設定をペルセウス座流星群の極大の頃の8月12日頃であることを銀河鉄道の窓からの星座の見え方から推測してるんだよね。

賢治の『双子の星』の正体もペルセウス座の2つの散開星団と推測してられるんだ。

なのに賢治の数ある作品の中にペルセウス座という名前は一度も登場しないのだそうだ。

竹内さんは”ペルセウス座の大流星群の起点を見つめながら「あそこが賢治の心の星だったのかなぁ」と夜空に夢を馳せる。”と書いてられる。

竹内さんのがすごい科学的だけどロマンチストって感じのこのコラムの雰囲気は中々伝えられないんだけど、さもありなんって文章だった。


兄貴は、竹内さんのことは知らなくて、記事の内容を見せたくて持って来てくれたんだけど、実は僕は10年以上前からの竹内さんのファンなんだよね。

僕の持ってる本はだいたい四、五年もしたらダンボールの箱に入って押入れに行ってしまうんだけど、竹内薫さんの本はとても印象の深い本で大好きだったものだから10年以上も前の本が本棚に3冊も今だに入っる。

なので、すぐに兄貴にその3冊を見せてあげた。

兄貴は、超おどろいてたよ(^。^)

竹内薫さんの事と、竹内薫さんの本の事を記事にしようかと思ってたところに、Supernovaeさんにボソッと竹内さんの本の話をコメしたところSupernovaeさんから内容についてのリクエストもあったんだよね(^^)

なんせ10年以上前に読んだ本なので、ほとんど覚えてないんだけど書こうと思う。

◎「宮沢賢治・時空の旅人 文学が描いた相対性理論」  竹内薫/原田章夫著 1996年発行 
宮沢賢治の作品はアインシュタインの相対性理論が深く影響してる、ってゆうか、相対性理論ありきみたいな形で語られてるってことを真面目に物理学者の目線で読み解いてるのが、とっても面白い。

『銀河鉄道の夜』の中のジョバンニとカムパネルラの会話なんかも相対論の元で解明してくれる。

特殊相対性理論の入門書としても図がたっぷりでとっても分かりやすく多くのページを割いてくれている。

面白いのが相対論における同時性については賢治は書いてないのだけれど、もしそれを賢治が書いてたらって具合で賢治風に創作までしちゃってるんだよ(^^)

鳥を捕る人「わっしにはチュンセ星のほうがポウセ星よりも先に点滅したように見えましたぜ。」
ジョバンニ「でも、確かに同時に点滅したんです。」
カムパネルラ「おかしいね。」
 カムパネルラは首をかしげました。


みたいな(^。^)

ねっ、賢治がほんとに書いたみたいでしょ(^^)

でも、この本、今ではどこも売り切れで「再版予定なし」なんだよね(>_<)

良い本なのになぁ…(^_^;)

◎「宇宙フラクタル構造の謎 -ビッグバンを遥かに凌ぐ-」 竹内薫著  1994年発行
この本ねぇ…。

すごいタイトルでしょ?!(^^ゞ

だけど、ほんとに良い本だった!

だいたいフラクタル数学なんか僕を含めて一般の人で聞いたことのある人って居るんだろうかって思うよ。

初めて読んだ竹内さんの本だったんだけど、ページの数だけ目から鱗が落ちたように思う本だったな!

結局は宇宙の姿を教えてくれる本なんだけど、なんせ14年も前に読んだ本なので解説は不可能なり!(^^ゞ

で、しかたがないので、本の最初と最後を数行だけ書いておくね(^^♪

(最初)
この本の目的は、
1、宇宙論
2、素粒子論
3、カオスとフラクタル
という現代科学の不思議ならぬ「3ワカラン」について、なるべくわかりやすく解説して、今までになかった新しい世界観を提出することにある。

(最後)
そろそろ気力も尽きてきたことだし、さっきから、猫が、机の上で、しっぽをピタピタやりながら、私のタイプの邪魔をしはじめているので、一応、ここら辺で終わりにしよう。

そもそも、どうしてこんなわけの分からないタイトルの本を買って読んだのか、今となっては全く記憶にないので知る由もないのだけれど、僕の人生でのビックリ本のベスト10に入るのは間違いない本だったな!

だけど、こんな良い本なのに、これも売り切れで「再版予定なし」なんだよな(>_<)

◎「「相対論」はやはり間違っていた」  竹内薫ほか9名の共著  1994年発行
この本は今となっては、あまり進められない本だな。

だって相対論は間違ってるって本なんだ。

竹内さんの書いてる部分も微妙な表現があったと思う。

だけど14年前、この本を読んだときは相対論をいっとき捨てちゃったんだよな(>_<)

この本、凄いんだよ!

巻末資料1として
<エーテルは検出されている>
マイケルソン・モーレーの実験をやり直す

なんて題して、難しい数式だらけの実験方法と実験結果にものすごいページをさいてるんだ。

この本は当然ながら売り切れで「再版予定なし」だよ。

◎「99.9%は仮説」 竹内薫著  2006年発行
この本は2年前に出た本で、いつのまにやらベストセラーになってた本なんだ。

だいたい僕はベストセラーに興味がないので全然知らなかったんだけど、竹内さんの本が売れていつのまにやら、誰でも知ってる有名人になってたんだ(>_<)

これって嫌なパターンなんだよね(^_^;)

世間では比較的知名度が低いけど、自分は”大好きだ”みたいな人がいつのまにやら人気者になってるってこと…(^_^;)

もう、慌てふためいて本屋さんに行ってすぐに買って読んだよ。

科学があてにならないことを、懇切丁寧になっとくさせてくれる良書だと思った。

プロローグに「飛行機はなぜ飛ぶのか? 実はよくわかっていない」と題して、飛行機が飛ぶのは飛ぶという経験則から飛んでるだけであって科学的に説明が出来ないことが書いてある。

よくある翼の断面の形から、飛行機の翼には揚力が発生するということ事態、全く科学的でないことを、科学的に説明してくれてる(^。^)

ついこのあいだ「血液型と性格。」という記事を書いて、その中で、科学なんて経験則に他ならないなんて書いたけど、もしかしたら、この本の内容が頭に残ってたのかも知れないな。

僕は、自分で考えたことを書いてるつもりになってるけど、存外、こんなウケウリばかりやってるのかも知れないな(^_^;)





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最終更新日  2008年09月23日 09時13分59秒
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