テーマ:寺社仏閣巡りましょ♪(2889)
カテゴリ:社会科(地理・歴史)
先日、ブロ友のひさけいさんが京極夏彦さんの生み出したキャラの陰陽師安倍晴明の末裔である「京極堂」のことを書いてられて、ついつい
「安倍晴明のお母さんはうちの近所に住んでた白狐なんだよ」みたいな、意味の分からない自慢をしてしまったんだよね"^_^" でね、その安倍晴明のお母さんだという伝説の白狐が住んでて、今も祭ってある『信太森葛葉稲荷神社』に行って来た。 ブログを始めてからのこの2年は行ってないし、したがってブログにも書いてないし良い機会だから紹介しちゃうね(^_-) 恋しくば 尋ねきて見よ和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉 上の一首は、めちゃ有名らしくて、うちの母は小さいころから祖母に何度も何度も聞かせられて覚えてたんだそうなんだ。
で、神社の由緒書きを読んで、びっくりしたんだけど、ここは歌舞伎や人形浄瑠璃で有名なとこだったんだ! 葛の葉(くずのは)は、伝説上のキツネの名前で「葛の葉狐」とか「信太妻」として知られてるのだそうだ。 そういえば、信太森葛葉稲荷神社は和泉市にあり、最寄り駅はJR「北信太駅」だし、一番近い国道の交差点名は「葛の葉町」なわけで、上に載せた歌は、まさしくこの場所を現してるんだよね。 逆に、何十年もそのことに気が付かなかったほうが不思議なぐらいだよな(^^ゞ 伝説の内容を軽く軽く書くね。 今から千年以上前に大阪の阿倍野に住む安倍保名という人が信太森葛葉稲荷神社にお参りに来たにときに白狐を狩人たちから助けたんよね。 だけど、保名は狩人たちからボコボコにされて重症をおってしまうんよ。 で、白狐は葛の葉という名前の女に化けて保名を介抱して、安倍野の保名の家まで保名を連れ帰り、保名の身の回りを世話をやくうちに二人は仲良くなっちゃうんだ(^^) で、一年後には童子丸という男の子が生まれるのだけれど、童子丸が五歳のときに、気を抜いていた葛の葉が白狐の姿に戻ってしまい童子丸に白狐であることがばれてしまうんだ。 葛の葉は、童子丸に真実を語り、保名への形見に上の歌を読んで信太の森に帰ってしまったのだそうな。 神社で貰ってきた由緒書きに詳しく書いてあるので↓に載せるので、ちゃんとした話を読みたい人はクリックして読んであげてね(^^) で、この保名と白狐の葛の葉の間に生まれた童子丸がのちの陰陽師安倍晴明なんだよね。 安倍晴明の陰陽師としての凄い力は、母が妖狐葛の葉だったからなんだよな!
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