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2009年02月17日
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このあいだ4府県の一気歩きをやって、『歩いて奈良県、三重県、京都府、滋賀県を巡って来た。』って記事を書いたんだけど、それを去年の夏以来使ってない「じゃらんのアルバム」に載せようと思ったんだ。

歩いた日はしんどいばっかだったんだけど、たくさん撮った写真を見てると面白かったって気になってきたしね(^。^)

←この写真をクリックしたら、そのアルバムに飛べるので、良かったらまた見てやってね(^^♪


でね、アルバムの説明書きを書かなきゃならないので、正しい住所を調べてたら、お馴染みの「町」や「村」がどこもかしこも消えてしまってて、えらいショックだったんで、消えた町村や郡について書こうって気になったんだ。


奈良県添上郡月ヶ瀬村→奈良県奈良市

ここは車を停めたところで、この無茶歩きの出発点なんだけど、今は「奈良市」に吸収合併されてしまってたんだ。

「添上郡」は一郡一村の郡だったから「月ヶ瀬村」が消滅すると同時に「添上郡」も消滅したことになるんだ。

ブログ仲間のひさけいさんに教えてもらったんだけど「月ヶ瀬村」には『月ヶ瀬梅林』という有名なのもあるし『月ヶ瀬街道』なんてのもあるし、めっちゃメジャーな村だったのにな…。

だいたい「つきがせむら」って響きが良かったのになぁ。

2005年4月には「月ヶ瀬村」は消滅してたそうだ。


三重県阿山郡島ヶ原村→三重県伊賀市

車を停めてたところは県境いだったから、歩き出して1分で突入したところが三重県の「旧・阿山郡島ヶ原村」なんだけど、今は「伊賀市」という新市が誕生してて、「阿山郡」はずべて「伊賀市」になってた。

この「伊賀市」というのは妙なことになってて、「上野市」、「阿山郡伊賀町」などがあるんだけど、「上野市」は市であるのに、その市名が消滅して郡部でしかなかった「阿山郡伊賀町」の町名が市名に昇格して「伊賀市」になってしまってた。

「上野市」というのは「小京都」としても有名だったのに「伊賀市」になってしまったらどうなんだろう?

上野市に住んでる人や愛着のある人には、つらい行政判断だったんじゃないかと想像しちゃうな…。

僕の好きな2時間サスペンスの『地方記者立花陽介』の中でも「伊賀上野通信局」というのはとりわけ好きな話だったのにな…。

これ、素直に『伊賀上野市』と、どうしてしなかったんだろうな?

「伊賀町」と「上野市」が合併して『伊賀上野市』とするのが一番自然だったし、全国的に知られてる「伊賀上野」という地名を生かせば良かったんじゃないかと思った。

これも、2004年11月に、こうなってたらしい。

僕に内緒でかってなことをするんだからぁ…(^_^;)


滋賀県甲賀郡信楽町→滋賀県甲賀市

車から一番離れてる場所で最後に行った滋賀県の部分は信楽町だと思ってたんだけど、ここも「甲賀郡信楽町」は「甲賀市」という新市に変わってた。

この「甲賀市」は「甲賀郡/水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町」が合併して「甲賀市」という新市が誕生したんだ。

あの信楽焼きで有名な信楽町まで消滅してたなんてね…(^_^;)

「甲賀郡」にはほかにもあったけど別の市になってしまってたので「甲賀郡」も消滅してた。

2004年10月のことだったそうだ。


でね、ちょっと話が飛ぶんだけど、このアルバムを作りながら一昨日の日曜日の夕方にNHK教育で『万葉・わが心の旅/里中満智子』って番組を観てたんだ。

漫画家の里中さんが奈良県の明日香をうろうろしながら自作の『天上の虹』の事を語ってたんだ。

里中さんはライフワークの『天上の虹』をもう30年間も書き続けてらっしゃるんだけど、もうすぐ完結するらしいんだ。

二上山の山頂にある大津皇子のお墓も映ったけど、僕が行ったときのほうが、天気が良くて奇麗に見えたよ。

右の写真は去年僕が行ったときの写真。
クリックしたら大きくなるよ。
旅情ミステリ『箸墓幻想』の舞台を訪ねて(前編)~奈良県・葛城市/橿原市~:二上山

でね、大津皇子のお姉さんの大来皇女が「斉王」になって伊勢神宮に行くくだりや、大津皇子が大来皇女に会いに伊勢神宮に行くくだりなんかも出た来た。

大来皇女が、「斉王」を退下して最後に大津皇子を偲んで詠んだ有名な歌があるでしょ。

うつそみの 人なる我や 明日よりは
     二上山を 弟(いろせ)と我が見む


この歌のことも里中さんが、語ってくれたんだ。

でね、どうして、こんな話を書くかというとね、

『斉王』ってどんなのか知ってるかなぁ?

僕は浅見光彦シリーズで『斉王の葬列』ってのをずっと前にテレビのドラマで観たんだけど『斉王』ってどういうのか良く分からなかったんよ。

で、日曜の夕方テレビの『万葉・わが心の旅/里中満智子』を観終わったあと里中満智子さんの『天上の虹』がとても気になったし『斉王』も気になって内田康夫さんの『斉王の葬列』も読みたくなったものだから、もう夜だったけど古本屋さんに行った。

『天上の虹』は買えなかった(←帰ってからネットで買ったから明日届くんだ)けど『斉王の葬列』は買えた。


天上の虹(全6巻セット)
  
斉王の葬列/内田康夫

で、早速『斉王の葬列』を読み出したら、なんと主人公(←まだ光彦が登場しないんで今のところは主人公)は甲賀郡水口町が実家で京都の大学を卒業して実家に帰るところから始まるんよ。

その水口町の町役場に就職が決まってて帰って来たら就職を断られて、隣町の甲賀郡土山町の社会教育課の文化財調査委員会に仕事があるといわれしぶしぶ隣町の土山町役場の方に就職するってのが本の書き出しなんだ。

土山町には「斉王」の「頓宮(とんぐう←京から伊勢へ向かうときに途中泊まったところ)」があるってことだからなんだけどね。

この「水口町」も「土山町」も、現在はもう、この前僕が歩いた「信楽町」と一緒くたになってしまってただの「甲賀市」になってるんだよね。

ってぇと、今だったら隣町もくそもなくて、みぃ~んな「甲賀市」なんだよな。

「信楽焼き」も「斉王」の「頓宮」があるのも今ではどっちもただの「甲賀市」なんよね。

味も素っ気もないよな。

平成の大合併は日本から風情をうばってるのは確かだよなぁ…(^_^;)

土山町の『斉王』の『頓宮』についてのサイトがあったのでリンクしておくね→ここ。


それとね、僕が「郡」の「消滅」って事にことさら触れる理由を最後にちょっと書くね。

僕は、昔アマチュア無線で50MHz・SSB(←周波数・電波形式)で全市・全郡交信というのを目指してたんだ。

「市」や「郡」が消滅すると、その「市」や「郡」と交信する機会は永遠に失われてしまうわけよ!(>_<)

今は無線局は休局中だけど、いつかまた再会するつもりだし、「郡」がなくなったりすると”僕はちゃんと交信を済ませてるんだろうか?”って気になるんだよね。

交信が終った郡のチェック表の奈良県添上郡と三重県阿山郡と滋賀県甲賀郡の部分を確認してみたら、交信終了の緑のマークがちゃんと入ってたよ(^^♪







当時、日本には550郡ぐらいあったんだけど、僕は400郡交信は終らせてたから、まあ、変なところ以外は交信は終ってたんだけど、逆に交信してなかったらショックだもんね。

なんせ、一度消滅した「郡」とは絶対に二度と交信出来ないんだもん!

←日本アマチュア無線連盟からいただいた『400郡交信証明書』





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最終更新日  2009年02月18日 02時29分22秒
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