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2009年03月29日
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(その一、スノボー編)から続く。

スノーボードに疲れたので車の中でおにぎりとお茶でお腹を膨らませて、滑りに行くかどうか悩んでたんだけど、やっぱちょっとだけ滑ろうと思って脱いでたブーツをもう一度履いて車を出た。

で、車から離れようとしたときに、

”あれっ?車のテールランプが点いてるように見える…”

けど、陽があたってるから反射でそう見えるのかと思った。

だけど、気になったので車に戻ってライトのスウィッチを調べたけど、ちゃんと消灯になってるんよ。

”やっぱ反射か。”と安心して車のうしろに回ってテールランプに手を当ててみたら、手のひらが赤くなるしなんとテールランプが暖かいんよ!

”うわっ!やっぱりテールランプが点いてる!”

もう訳がわからなくなってしまったよ。

もう一度運転席に戻って、駐車灯のスウィッチもオフになってるのも確認した。

で、しかたがないのでヒューズボックスの中のテールランプのヒューズを外した。

で、車のうしろに廻ってみてテールランプに手をあてたら、相変わらず手のひらは赤くなるしランプは暖かいままなんだ!

もう、いよいよ意味が分からずパニック状態になってしまったんだけど、ずっと放電しつづけてるんだったらバッテリーが生きてるあいだにエンジンをかけなきゃって思ってイグニッションキーを捻った。

だけど、もう手遅れでバッテリーにセルモーターは廻す力は残ってなかった(>_<)

”あぁあ…、もう最低!っていうか意味解らないしっ(>_<)”

でも、ライトも点くしラジオも鳴るしバッテリーが放電しきってるわけじゃないので、とりあえずバッテリーが完全に死ぬ前にバッテリーを外そうとボンネットを開けてバッテリーのマイナス端子を外した。

気温も少しは上がるだろうし、放電状態を停めたらバッテリーもすこしは回復するかもしれないし…。

さて、バッテリーを外したので、とりあえずは慌てることはないので、ゆっくりテールランプが点きっぱなしになることの意味を考えた。

さて、ここまで読んだ人の中で、僕の車にいったい何事が起っていたのか分かった人かいるかなぁ?

その真相を解明するまでには、まだしばらくの時間と人との出会いと試行錯誤を繰り返すことになるんよね。

とにかくバッテリーを接続してないままでは、原因究明も出来ないしエンジンをかけることも出来ない。

そこで、車のうしろの内張りについてるランプ交換用のパネルを外してランプを取り外した。

このとき、うっかり素手でランプを持ってしまって指に火傷を負ってしまったよ(>_<)

なんせ、この症状がいつから出てたのか分からないんだから、少なくとも数時間は点灯し続けてたランプだろうからね!(>_<)

こういう時は必ず軍手を着用しよう!!

で、ランプを外したので、取り外してたバッテリーのマイナス端子を元通りに取り付けた。

すべての電装品をオフにしてることを確認してイグニッションキーを捻ってみたら一瞬セルが回ったけど、その後はうんともすんともいわなくなったので、余分の電気を使うまいと中止した。

そこで思いついたのがバッテリーを暖めてやろうって事で、使い捨てカイロをバッテリーの周りにペタペタ貼り付けてたんよ。

そしたら、いつのまにか左隣に停まってたデリカの人が帰って来てて

「バッテリーですか?」って訊いてきたんだ。

「あっ、はい、テールランプが点きっぱなしになっちゃってバッテリーが弱ってしまったんです」って答えた。すると

「ブースターケーブルがあったら、繋いであげるんだけどなぁ」って言ってくれたんだ。

「わっ、ケーブルあります!でもデリカのバッテリーは助手席の下なんじゃないですか?」って言ったら

「いや、このデリカは前ですよ。でも左だったかもしれないなぁ」って言ってボンネットを開けてくれた。

デリカのバッテリーは左だったけど僕の持ってたブースターケーブルは長くてバッテリー同士を繋ぐことができた。
↓ブースターケーブル

ほんとはバッテリーのあがったほうの車は、ケーブルのマイナスはエンジン本体に繋いだほうが良いんだけど、そこまでは届かなかった。

その人がエンジンを吹かしてくれたら、ほどなく僕の車のエンジンはかかってくれた♪

この頃は、車に詳しくない人が多くて、バッテリーを繋がせてくれって言っても怖がる人も居てるし頼みにくいし、向こうから言ってくれたのがとっても嬉しかった♪

で、デリカの人にお礼を言ってエンジンをかけたまま、テールランプの意味を考えた。

しばらくエンジンをかけておいたらバッテリーは充電されて生き返るからね。

ヒューズを外しても点灯し続けるテールランプって、どれだけしぶといテールランプなんだよ!(>_<)

で、どうしても分からないので、もうテールランプを外したまま帰ろうかと思った。

今すぐ出たら明るいうちに家に帰れるだろうからテールランプはいらないからね。

ところがね、僕はそこで、とんでもない事に気がついてしまったんだ!

テールランプは片側に二つ、両側で四つあって、その四つ共が四六時中ピカー!っと光ってた訳で、だから四つ共取り外しちゃったわけなんだよね。

そしたらブレーキランプがともらないじゃん!(>_<)

こんなんで高速道路を300キロも走れないよ!(>_<)

追突されても、整備不良でこっちの過失になってしまうし、それにブレーキランプがともらないのは非常に危険だし、そんな怖いドライブは出来ないよ(>_<)

”いよいよ、これはJAFを呼ぶしかないかなぁ”って思い始めた。

だけど、こんな高速千円の初日で素人ドライバーがたくさん遠出するだろう!って予想もニュースで言ってたし、こんな日にJAFなんかに連絡したら何時間待たされるか分からないし、その間どこにも行けないし、せっかく遠くに来てるのに何にも出来ないなんて辛過ぎるもんな(>_<)

もう絶望的な気分になってたんだけど、ブレーキランプがともらないって事で、僕は逆にハタっと気が付いたんだ!

”これはブレーキランプのスウィッチが壊れたのに違い無い!”ってね!(^_-)

つまり、ブレーキランプのスウィッチがいつもブレーキを踏んでる状態になってしまってるんじゃないかって事なんだ!!

ブレーキランプの点灯はテールランプの点灯と別ルートの配線になってるからヒューズを抜いても消えなかったんだ!

それにランプカバーの赤いガラスが熱を持ってたってことは、尾灯の点灯よりも強力な明かりだと考えられるもんね。

へっへ~!(^。^)

原因さえ分かれば壊れた箇所を見つけられるかもしれないし応急処置で直せるかもしれないもんな!
ちょうどその事に気がついたころにデリカの人が休憩を追えて車から出てこられたので、その事を言ったら

「なるほど、それは考えられますね」って言ってくれた(^^)

かなり車に詳しい人みたいで、”リレーかもしれない”とか怖いことも言ってはったけどね。
↓デリカの人とデリカ。

デリカの人は夕方まで滑るので、

「また困ったら声をかけてください」って言ってくれた(^^)

それから気がついたら、車の話をぺちゃくちゃやってしまってて、慌てて

「あっ、滑りに行ってくださいね」って言ってゲレンデに送り出した。

だってデリカの人も大阪から一人で滑りに来てた人だったんだもん、僕のトラブルで滑る時間を削らすのは申し訳なかったもん。

(2/2へ続く)





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最終更新日  2009年03月30日 04時06分47秒
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