カテゴリ:本
前に買った『天上の虹』全6巻セットも4巻目の途中ぐらいまで読んだ。
天上の虹(全6巻セット) 3巻で”壬申の乱”も細かく語られてた。 僕は昔7世紀の明日香の時代がごっつぅ好きで”壬申の乱”についてはいろいろ考えさせられていろいろ本を読んだりしたんだ。 確か押入れに”壬申の乱”の本がまだあると思って探してみた。 ↑あった! 亀田隆之著『壬申の乱』至文堂 ネットで調べたら、この本は初版が1951年だというから、出版されてからもう58年も経つわけなんよね。 画像は無かったけど楽天でも売ってた→ここ。 この本は大学のテキストにも使われていて、”壬申の乱”の定説本なのだそうだ。 そんなんだから、この本、めちゃ固いんだよ(^_^;) どんなに固いかというと本の書き出しはこんなんなんよ↓ 壬申の乱は古代史上の最大の内乱であるばかりでなく、日本の律令制国家が形成されて来るその過程で起った乱であり、その形成に対して種々の点で密接な関係を持っている。 って、こんなんだから今の僕にはとても読めないけど、当時の少し突っ張ってた僕は、たいして分かりもしないくせに分かった気になって読んだんよね。 大海人が中大江の病の床で出家を宣言して一夜にして吉野に逃げた話は超インパクトがあって、当時壬申の乱に詳しかった会社の上司と出張のときにずーっと語りあったのが今でも思い出になってるんだ。 『天上の虹』3巻273ページに載ってる壬申の乱を説明してる地図を載せるね。
だけど”壬申の乱”も終ってみれば大友皇子(おおとものみこ)が不憫すぎるよな(>_<) そして十市皇女(とおちのひめみこ)の死…(^_^;) もう、やだぁ…。 こんなんありかよ! 武市が可哀そう過ぎるよ(^_^;) って里中さんに文句を言ってもしかたがないんだよな。 歴史なんだもんね(^_^;) 大友と武市と十市がまだ子供だった頃は良かったのになぁ(^_^;) だけど、よくよく考えたら十市皇女って、母親が天智と天武の両天皇に愛された額田王(ぬかたのおおきみ)で、父親が天武天皇で、旦那が天智天皇の息子であり大津の天皇である大友皇子なんだからとんでもない人物なんだよな。 生きてたらややこしくてしかたがなかったのかも知れないね…。 そんでもって、今は大津皇子、草壁皇子、忍壁皇子の3人がまだ若いけど、この先悲しい悲劇が来るんだよね。 大津と大伯のお母さんの大田さえ長生きしてたら問題なかったのにな…。 なんか先が知りたくてしかたがないんだけど、みんな子供のままだったら良いのに、大人になってしまうんだよ。 大津のお姉さんの大伯皇女(おおくのひめみこ)も斉王にされちゃうし、この本、悲しい事ばっかりじゃん(>_<) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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