テーマ:車に関するお話(10516)
カテゴリ:車
前に木村太郎さんがおっしゃてたトヨタの伝説話があるんだ。
昔、アメリカでトヨタ車のリコール問題があったんだって。 その時に、トヨタのとった対策のことなんだ。 トヨタはリコール対象の車のオーナー全員に電話で ”近くにヘリポートはないか?”って尋ねたのだそうだ。 つまりね、車の問題のある箇所を一刻も早く修理したいので、今すぐヘリコプターで急行するって事を全オーナーに伝えたのだそうだ! 木村太郎さんの話では、伝説になってるけど真偽のほどは分からないって事だったんだけど、トヨタらしい信頼の証から出てきた伝説なんだろうと言ってらした。 その話を僕は感動して聞いたもんだよ。 ピンチをチャンスに変えるって事だよね。 信頼を失う危機を逆に、信頼を得る方向に持って行っちゃったわけだ。 なのに、この頃、次ら次へと出て来るトヨタのリコール問題はなんなんだろうね(>_<) もうトヨタイズムみたいなものは、ほんとに単なる伝説だけになってしまったのだろうか? ってゆうか、トヨタ、潰れてしまえへんのか心配だよな。 電子コントロールという方向はもう戻す事は出来ないんだろうけど、せっかくの優れた機械が訳の分からないソフトウェアのせいで、危険な機械になってしまうってのが残念だよ。 せめてアクセルスロットルとブレーキだけでも機械だけにしてくれないだろうかなぁ…。 もう何十年前になるか分からないけどクルーズコントロールなる代物が登場したのがアクセルの電子コントロールの最初だと思う。 こいつが出たときは高速道路のロングドライブには、こんな重宝なものはないと思った。 これって、めちゃくちゃ憧れたけどお金のなかった僕は、どこやらから機械式のクルーズコントロールなる代物を見つけてきて車に装着したんだ。 機械式のクルーズコントロールなんて聞いた事ないでしょ(^^ゞ どういう代物かというと、アクセル開度を機械的に固定してしまうってものなんだ。 アクセルワイヤーに取り付けて、アクセルを固定してしまうんよね。 ブレーキを踏んでも、アクセルを踏んでも解除してしまう構造になってる。 とてもシンプルで安全な物だったんだけど、難点があるんよね。 上り坂ではスピードが落ちて、下り坂ではスピードが出ちゃうんだ(^^ゞ アクセル開度が一定なんだから当たり前っちゃぁ当たり前なんだけど、実際に高速道路を走るまで僕はその事に気がつかなかったんだな、これが(^_^;) だけど、あれは機械だったから目で見れば不具合が分かるんよ。 電子コントロールってのは、作った本人にもバグがあっても分からないという、ある意味恐ろしい代物だと思う。 もしかしたらトヨタだけがスケープゴートにされただけで、よそのメーカーの電子コントロールにも多かれ少なかれバグはあるんじゃないだろうか? 世界の自動車メーカーは、今、必死で自社のブレーキとアクセルの電子コントロールシステムにバグがないか精査してるかもしれないよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月23日 21時38分04秒
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