テーマ:本のある暮らし(3286)
カテゴリ:本
靖国への帰還 切ない本やったなぁ…。 内田さんが『靖国への帰還』って本を書いてはる事は知ってたんだけど、本の現物を見たことがなかったし、読もうと思ったことはなかったんよね。 でも、今の時期って本屋さんも終戦特集みたいなワゴンを用意したりするでしょ。 そんなんで、本屋さんの中をぶらっとしたらワゴンに平積みされたこの本が目についてしまったってわけよ(^^ゞ で、また、いつものごとく本屋さんの策略にはまってしまって買っちゃって読んじゃったんよなぁ(^_^;) だけどさぁ、この本、良い本だけど切ないよ。 靖国問題についちゃぁ、僕はなんにも意見を持ってないし、人の意見も一切聞く耳を持たない人なんだけど、内田さん、靖国に奉られた英霊本人に登場させて語らせるなんて、狡いっちゃぁ狡いよね。 でも、あれだね、靖国問題に関心の低い人にも、こんな、ちょっと胸キュンな物語で靖国のことを少しでも考えるようになったら良いなって思った。 この本は、靖国神社の事も含めて、なんの予備知識もなく読んでほしいな。 そう思ったら、なんにも書けなくなっちゃうなぁ…。 まっ、いいか、なんにも書かないでおこうっと。 ・浅見光彦シリー最新読書メモ 『朝日殺人事件』 光彦には後鳥羽伝説殺人事件以外にも身近に殺人事件の被害者が居たんだなぁ…(^_^;) やっぱり光彦は悪魔の子かも知れないなぁ…。 『上海迷宮』 6年前に書かれた本だけど、上海は今、万博が開かれてて評判でしょ。 内田さんって、やっぱ先読みの作家さんだよな。 とっても面白い本だったんだけど、町の描写や歴史について突っ込まれる部分に退屈しちゃったよ。 ホンマ!僕って、日本以外にトコトン興味のない人間なんだって再認識したよ。 だって、光彦が訪れる日本中の歴史や習俗、風俗の事はいくら脱線してページがすすんでも、もっと読みたい!って思うもんな。 しかしまぁ、光彦、とうとう中国の女の子までふっちゃうんだからひどいよな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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