テーマ:好きな映画(8)
カテゴリ:劇
映画のオープニングに近いころの志賀高原・焼額山スキー場での事。
矢野がゆうちゃんの「バーン」の指鉄砲でこけさせられた後、まりこから小杉に無線でメニューを送るシーンがあるでしょ。 ビールとビールのつまみばかり延々と送り続ける、あのアホみたいなシーン(^。^) そのシーンがこれ↓ トランシーバーを持ってるのは小杉(沖田浩之さん)の手。 ちなみにトランシーバーの左下に写ってる黄色いのは、いつも小杉が「とりあえず」と言ってシャッターを押してた防水カメラが入ってるケース。 しやけど、いくら無線のシーンやからいうても、トランシーバーのアップを延々と映し続けるなんて、この監督(馬場康夫さん)ってアホみたいやけど好きやわぁ(^。^) おかげで、このトランシーバーがアイコム(ICOM)のIC-μ2(アイシー・ミューツー)である事が、ちゃぁんと分かるんよね(^。^) この焼額山のシーンは1987年4月に撮影されたもの。 なぜ4月だと分かるかというと、このシーンは原田知世さんも登場するシーンで、原田さんはこの撮影の直前の1987年3月31日まで角川事務所との契約があったために撮影に参加することができなかった。 そんなんで、雪がなくならないうちの撮影ということで1987年の4月に大急ぎで撮影する事になったんだ。 今年は2011年だから、この4月で、あれから24年経ったってわけ! 24年って干支がちょうど二周りしたってことなんだんよね! でね、その24年間という気の遠くなるような時間を生き残ってたこのトランシーバーを見てやって↓ 昔の写真やなくて、今撮った写真である証拠にたまにも一緒に入って貰った(^。^) 上の写真は沖田が持ってるアングルに似させて撮ったので液晶が生きてるのが見えないから、液晶が見えるアングルでもう1枚↓ 液晶が少し流れ出してるけど、24年間の歳月を考えたら、まっ、これくらいかまへんのんとちゃう(^^ゞ 電波の送受信は問題ないもん! でも、この写真、目ざとい人だったら ”アンテナの長さが違うやないかぁ!” って気が付かはるかも知れないな(^^ゞ 実は、たまと一緒に写ってるトランシーバーは沖田の持ってるトランシーバーと同型だけど周波数帯が違うIC-μ3(アイシー・ミュースリー)というトランシーバーなんだ。 アマチュア無線のハンディトランシーバーには144MHz帯(ツーメーター)と430MHz帯(フォーサーティ)が主流で、その中でも144MHz帯(ツーメーター)のほうが山とか建物の回りこみが幾分あって使い勝手が良いので使ってはる人が多い。 だけど、使ってはる人が多いだけに空きチャンネルを探すのに苦労したりするので、僕らは430MHz帯(フォーサーティ)を好んで使ってた。 そんなだから、車に搭載するトランシーバーも144MHz帯(ツーメーター)を避けて50MHz帯(ろくメーター)を使ってたなぁ。 たぶんアイコムという会社の名前を知ってはる人は少ないやろうけど、ケンウッド、八重洲無線と並ぶ無線機メーカーの大メーカーなんだ。 アイコムは大阪のメーカーで昔は「井上電機製作所」って言ってね、アイコムのアイは井上の頭文字の「I」ってのが大阪らしいて良いでしょ(^^) 僕は、ずっとアイコムファンでね、50MHz帯(ろくメーター)SSBにアクティブやった頃には、アイコムの「IC-575」という機械を毎日毎日使ってた。 ↓これ ↑今は休止してる無線も、またすぐにでも始めるつもりやから、無線機はすぐに出るところにしまってるからすぐに出てくる♪ そんなだから、たくさんある無線関連機器だけは5年間のオークション生活中にもひとつも出品しなかったもんね(^^) この機械は「IC-575」の初期型でP.B.T(パスバンドチューニング)が搭載されてるバージョンで多分今では手に入り難い超珍しい機械だと思う。 何年も、この「IC-575」で、聴こえるか聴こえないかのギリギリの信号を耳をそばだてて聴いてたものだから、僕の耳は「IC-575」耳になってしまい、音質の違う他のもっと受信感度の良い機械で聴くよりも、かすかな信号も聴きとれるようになっしまったぐらいなんだ。 パスバンドチューニングで混信を追い出しながら受信するってのが癖になって身に沁みてしまってたからやろうなぁ。 しやけど、やっぱ世間的にはケンウッドや八重洲のほうが人気があったみたいで、今ちょっとネットで「IC-575」を検索してみたけど、あんまり評判はよくないみたいだな。 そんなだから『私をスキーに連れてって』にアイコムのトランシーバーがアップで長時間映ってるのは、 ”ホイチョイさん、よくぞやってくれはった!(^_-)-☆” って感じやったなぁ(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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