カテゴリ:社会科(地理・歴史)
熊野古道が泉北郡忠岡町を通ってたなんて事を初めて知った!
事のおこりは、もう何ヵ月か前の事なんだけど、岸和田市のJR阪和線久米田駅の西側にある「池田王子跡」なるものを見かけた事なんだ。 王子というのは熊野古道沿いにある熊野九十九王子の事で、熊野詣での参詣者の守護が祈願されたとかウィキに書いてあるけど、何かよく分からないけど、ようは小さい神社やったみたいやね。 で、そこには、岸和田市教育委員会が設置したこんな地図つきの案内板があった↓ だけど、この場所を一生懸命見たけど史跡と言ったって、ただの空き地で何も分からないしあんま興味を持てなかったんだけど、この案内板の右に載ってる縦長の地図を見て”おやっ?”って思ったんだ。 この地図と同じ物がないかネットを探しまくったけど、どこにも無かったので、この地図を大きく載せる。 この地図の一番上の、オレンジラインがJR阪和線と重なる部分から、オレンジラインをたどって少し下がった所の青ポイントの地蔵祠までは泉北郡忠岡町なんだ! 熊野古道が忠岡町を通ってるなんて思わなんだ。 熊野古道は、大阪の泉州地方では概ね府道大阪和泉泉南線の上か、その近くを通ってる。 あっ、ちなみに、上に載せた地図上では「府道大阪和泉阪南線」となってるけど、これは「府道大阪和泉泉南線」の間違い! 岸和田市教育委員会さんも、こんなエエ物を作ってくれてるのに、こんなケアレスミスをするねんからもったいないなぁ(^_^;) 多分ねぇ、第二阪和国道が全通して国道26号線となったのに伴い、旧国道26号線が「府道堺阪南線」に格下げされたんだけど、この「堺阪南線」って名称に引っ張られた間違いやろうね! この案内板は若い人か、それとも泉州以外から岸和田に来た人が作ったんやろね。 だって、昔から泉州で暮らしてる人やったら「大阪和泉阪南線」なんてけったいな響きの言葉を思いつくわけないもんな。 で、そんな事はどうでもよくて、大阪和泉泉南線は忠岡町を通ってないねん。 大阪和泉泉南線は、堺市の鳳から貝塚市の和泉橋本までの間だけはJR阪和線の東側をほぼ並行して走ってる。 忠岡町の町域の東限は、大阪和泉泉南線とJR阪和線の間にあり大阪和泉泉南線沿いにある熊野古道とは関係ないと思ってた。 だけど「池田王子跡」が久米田駅の西側にあるという事なんだから、熊野古道がJR阪和線の西側を通ってるってのも”さもありなん”って思うよね。 で、ネットで池田王子跡の部分の熊野古道を調べたんだけど、だめだわ(>_<)、どこのサイトを見ても阪和線より東側、大阪和泉泉南線を通るルートになってる。 池田王子跡が阪和線より西にあるのに、熊野古道は阪和線の東を通ってるって変やし、上の岸和田市教育委員会の案内板のルートマップは自然で、こっちの方が僕には受け入れやすいし、熊野古道は忠岡町を通ってた事にしようっと!(^^♪ で、僕はこの地図を信じたわけなんやし、ひとつ熊野古道を歩いてやろうと、この地図上のオレンジラインを踏破してきたので、次に、その事を書くね(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[社会科(地理・歴史)] カテゴリの最新記事
|
|