テーマ:本のある暮らし(3285)
カテゴリ:本
超オモシロかったぁ! しやけどこの本、何書いてもネタバレで、知ったら面白みがなくなってしまう事ばっかだから何にも内容は書かないけど、誉田哲也さんって作家さんて底知れない作家さんやて改めて思い知ったよ。 この前の記事に、警察物は深刻そうで読むのを躊躇してたって書いたんだけど、深刻度だけとっても想像を絶する物凄さやった!!(@_@) しやけどね、とてつもなく深刻な本なんやけど、やっぱり誉田さんの本やった(^^♪ クールとおとぼけってのが誉田さんの定番なのか知らないけど、この本は、その部分だけでも究極やった! だけど、その対比が究極なぶんと、本のボリュームのせいで、「武士道」や「疾風ガール」のシリーズのとき以上に深ぁ~く感動してしまう読後感やった! ほんま、この本、3冊で1200ページを超えるという凄いボリュームなんやけど、僕は1冊ごとに話が完結するというか、次を読まなくても「武士道」や「疾風ガール」のシリーズのように1冊でも物語として成立するんだと勝手に思ってたんよね。 しやけど、1冊目の終りのほうで、うすうす感じてたんやけど、この「ジウ」て本は3冊で一つの話なんだ。 だって、タイトルの「ジウ」が”何の事”かも中々分からへんねんもん、そりゃぁ、話に決着がつくのは遥かかなただと想像ついて来たもんな。 なんせ1200ページ以上、話に区切りがなくジェットコースターのように駆けぬけて行くもんやから、読むのん大変やったわ(^^ゞ 毎晩、眠たくて、もう読まれへん!っちゅう究極まで本を閉じられへんねんもん。 なんちゅうか、いくら読んでも満腹にならへんで、最後まで読み切るしかないっちゅう感じなんや! でも、こんなのテレビドラマにするのは、そのままでは色んな意味で不可能やし、全く違う脚本になってるとしか考えられへんねんけど、タイトルが「ジウ」であるっていう、もうその部分だけで、どんなんになるか想像つかへんしなぁ…。 たとえば3回目ぐらいまで「ジウ」という台詞が出て来ないっちゅう訳にもいかへんやろうから、ドラマでは早々に「ジウ」は登場すると思うし、それだけで無理があると思うもんな。 まっ、なんだ、ドラマのストーリーは、本とは全然違うって最初から覚悟して見るほうが良いと思うし、この本を読んだ人は全員そう思うと思う。 多部未華子さんと黒木メイサさんのダブル主演という事だけで充分楽しみやし、どんなんになっても別にかまへんねんけどね(^^ゞ でね、今夜の「アメトーーク」は「悲惨転校生芸人」っちゅう”くくり”やってね、見てたけど、いつも面白い「アメトーーク」としてはあんまり面白く無くて見るのをやめようと思ったけど、困った事にゲストが黒木メイサさんでね、 ”あっ、テレ朝やし、黒木さん、「ジウ」の番宣に決たんや!番組最後まで我慢して見たら、きっと「ジウ」の予告が見れる” と思って我慢して見た。 1時間我慢して、1分ほどの番宣を見れた(^^ゞ 多部さん、なんか美咲のイメージと違った…。 って、 ”ドラマは本とは全然違うもの” として、見ようと決めたくせに、1分見ただけで、 ”本と違う” なんて、思ってる自分がアホみたいや(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月22日 03時14分55秒
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