テーマ:本のある暮らし(3285)
カテゴリ:本
本を読んでて、苦しくなるほど可笑しくて、ぐふぐふぐふぐふぅぅ~!みたいな事になって、涙がいっぱい出て鼻の中まで涙でいっぱいって、そんな事になる本を読んだ。
それも一箇所や二か所やなくて、そらもうしょっちゅ笑いすぎて涙目になるねんから家以外では危なくてちょっと読めん(^_^;) でね、あんまり可笑しいから、途中からだけど、たまらず声を発して笑ってしまったページの右上を折りながら読んでいったんだ。 そしたらまぁ、こんなんなってもて、折って無いページのほうが少ないぐらいの部分もあったわ。 そりゃぁ、こんな本は、アホみたいで外では読めないわな(^^ゞ でね、この本、五十嵐貴久さんって人が書いた『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』なんだけど、けったいなタイトルでしょ。 この五十嵐貴久さんって作家さんがどんな本を書く作家さんかも知らなくて、何にもしらずに、五十嵐さんの初めての本としてこの『1995年のスモーク・オンザ・ウォーター』を読んだんよね。 しかも表紙も裏表紙も読まずに買ってすぐに帯と表紙を外して、お風呂に持ち込んで読み始めた。 とにかく僕は、読むときは必ず帯と表紙を外す。 だって、あんなのついてるとずれて読みにくいし、ましてやお風呂では湯船に落ちる危険のある合体物はすべて取り外すのが、風呂読みの基本やしね(^^♪ 実はね、ある人が、その人にとっての「最強の音楽小説」と書いてはってね、どうしても読みたくなったんだ。 古本屋さんに行ったら売ってなくて、新本屋さんに行ったら二葉文庫の五十嵐貴久さんのコーナーがあるのに、この本がなくて、次の本屋さんに行こうと思って、一度店を出たんだけど新刊本のところをもう少しちゃんと見ようと再度目をこらすと『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』が2冊置いてあったんだ♪ ねっ、これって状況が分かるでしょ。 本の帯とか裏表紙とか読んでる場合ではなく、真っすぐレジへ向った僕の心の感じ分かってくれるでしょ(^^♪ で、家に帰ってすぐに無残にも裸に剥かれてしまった『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』は 僕に、あらゆる予備知識を与える事なく、僕の頭のなかに入りこんで来たってわけよ♪ いや、厳密にいえば、『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』が音楽小説であって、ある人には究極の音楽小説だと言わせた、というだけの予備知識はあったんだけどね。 この本の読者が何万人居るのか知らないけど、きっと、こんな読み方をしたのは僕が初めてだと思う。 だってさぁ、『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』を読み終わってから服を着せてあげた(裸の本にカバーと帯を付けてあげる)らね、 ありゃりゃ! 裏表紙の上から2行目までで、僕が本の三分の一らへんでやっと気がついた部分の事含めて粗筋が書いてあるやん。 だってさぁ、そんなん普通、思えへんやん!! 裏表紙に書いてあることやから、書いてもネタバレって叱らんといてや! あのさぁ、40過ぎたオバサンたちが、ディープパープルの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』をバンドで演奏すると思う。 そんな風に物語が展開するとは思わへんやんかぁ! こんなオモロイ本、僕は読んだ事がないよ!
この表紙だけ見てても気がついたかもしれないけど、なんとも僕は表紙も見ないで読みだしてしまったのだ。 この本は、やっぱネタバレは書けないな。 本を手にして、裏表を見ただけで、かなり分かってしまうわけやけど、それも知らずに読んだ僕はラッキーやった。 でぇ、どんな人が、この本を読むと面白いかというとね、ディープパープルの「マシンヘッド」ってアルバムがこよなく好きで、ツェッペリンもマウンテンも好きで、クリームもドアースも好きというそんな人、ほら、ごくごく一部の人は、ごっくんって生唾を飲み込んだでしょ! そんな人は、ぜひこの本『1995年のスモーク・オンザ・ウォーター』読んだんさい! ちゅうか、『スモーク・オンザ・ウォーター』と聞いたら、すぐに頭の中に ♪ギャッギャッギャァ ギャッギャッギャギャァ ギャッギャッギャァ ギャッギャァ♪ って、鳴ってきた人なら、だれでも面白いかも知れないな(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月26日 06時20分32秒
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