テーマ:本のある暮らし(3286)
カテゴリ:本
活字中毒って言葉があるでしょ。
昔から活字中毒って言葉はよく聞くんだけど、僕は活字中毒やないねんね。 昔も今もね。 だいたい、新聞からして、テレビ欄以外読まへんもんな。 でね、どうやら、僕は小説中毒になってしまったみたいやねん(^_^;) こんなん生まれて初めてで、とにかく読んでやなおられへんねん。 そんなんでブログも、全然更新でけへん…。 だって、パソコンに向うより小説を読みたいねんもん。 パソコンを起動せぇへん日もあるもん…。 子供の頃からのテレビ人間やったのに、テレビも点けへんもんなぁ。 テレビは基本点けっぱなしやったけど、小説を読むのに邪魔になるから点けへんねんね。 しやからニュースも見ぃひんから、今の総理大臣の顔もはっきり分からん。 だってさぁ、テレビを点けっぱなしにしてたら、まぁ世の中の事、片鱗は見えてるやん。 新聞読まん、パソコンもテレビも点けへんって、こりゃぁ世の中見えへんわなぁ…。 テレビは、ホンマに好きな番組だけしか見なくなって、この一週間で見たのは「全開ガール」と「それでも生きてゆく」と「ジウ」と「ロンドンハーツ」ぐらいちゃうかなぁ。 見たい番組が始まる時刻に携帯のタイマーをセットしてるねん。 昨夜の「アメトーーク」は、くくりが「のび太くん芸人」ってのが分かってすぐに消したし。 だって、ドラえもんののび太についてのウンチク大会なんか、何が悲しゅうて見やなあかんのん??? そんなん、小説読んでるほうが一億倍ぐらい良い時間に違いないもん。 小説中毒って”ながら”がでけへんのんが困る。 酒だって、煙草だって、中毒になっても、”ながら”が出来るやん。 酒飲みながら、煙草吸いながら、ほんでもってパソコンしながらテレビを見る事だって出来るやん。 しやけど小説読みながら出来る事って、風呂かトイレぐらいとちゃう? あっ、この頃はご飯食べるときも、テーブルに本を開いて、読みながらもぐもぐ食べてるなぁ。 とにかく新しい本を読み出したら何も出来なくなるので、今、一冊読み終えたので、次の本を開く前にブログを更新しようと思った訳! ちなみに、その読み終えた本は愛川晶さんの『化身』という本なんやけど、すさまじい本やったわ。
超、オモシロかった! っちゅうか、最近中毒にかかってから読んだ本の一冊一冊が、超すさまじくて、 ”なんやねん、一冊一冊が、なんでこんなに凄いねん!” って感じで、僕は、ほんまに、こんなに凄い本がいっぱいあるのに、何にも知らずに何をのほほんと生きて来たんやろうって思うねんわぁ。 これはもう、何を犠牲にしても死ぬまでに、一冊でもたくさん読みたいって思う で、その前に読んだのが麻耶雄嵩さんの『隻眼の少女』で、この本はジャケ買いやってんね。
つまり”ジャケット買い”! ほら、CDでも中身の音は知らないけどジャケットが気になって買ってまう!ってのがあるでしょ。 古本やし、安いし、面白くなければそれでも良いと思って買ったんやけど、この本がまた、凄かった。 とにかくねぇ、似たような本がない、っちゅうか、一冊一冊が凄く違って、小説家という人たちは凄い人たちやと思う。 やっぱ、プロの作家になるって事が、そういう本を書けるっちゅう事やねんやろね。 たとえば、お笑い芸人でも、今までになかった笑いを提供できる人やないと世に出る事はでけへんし、音楽の世界でも、新しい物を作る事が出来る人だけがプロになれるんやろうし…。 そんなん当たり前の事やと分かってるんやけど、それでも、ほんまに、同じ日本語を使って、これだけ違う世界を創造する人たちにびっくりするばっかりやねん! その前に読んだのが、沼田まほかるさんの『九月が永遠に続けば』
その前に読んだのが、柴田よしきさんの『激流』
あぁ! どの本も洪水のように心の中を駆けぬけて行ったって気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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