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2011年09月30日
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【送料無料】サイレント・ブラッド

【送料無料】サイレント・ブラッド
価格:780円(税込、送料別)


 この本ねぇ、ものごっつぅ文句があるねんけど、その文句は、訳あってあとまわしにするけど、

 とにかく読んでる最中の、

”先が気になる感”

 が、ハンパやなかってん!!

 オモシロかったわぁ…。

 この本、掛け値なしで、ほんま、一気本、徹夜本って感じの本で、全然止まらんかった!(^^ゞ


 主人公は沢村一成という東京に住む大学生なんだけど、半年前に突然姿を消した父親の車が長野県大町市で発見された、という警察の連絡を受けて、大町に向うところから物語は始まる。  

 父親と大町との関係は全く分からず、どういうこっちゃねん?って思いを持ちながら大町に行くんだけど、物語は、その大町で、訳の分からない方向にどんどこどんどこ進んで行く。

 そんなんで、物語の舞台になってる場所の大半は、長野県のJR大糸線の大町駅付近から大町温泉郷、鹿島川、鹿島集落、大谷原(おおたんばら)、大川沢、カクネ里、というような地名の場所で、すべて市域としては大町市内なんよね。

 僕の持ってる10万分の一の道路地図だと15センチ四方ぐらいのエリアなんだけど、なんせ標高三千メートル近い鹿島槍ヶ岳の山頂まで大町市なわけで、狭いけどとんでもなくハードな世界なんよ。

 僕は登山の事を知らないから「カクネ里」っていうのも、この本で初めて知ったのだけど、ググってみたら、画像が腐るほどあったよ。

 多分、登山家には超有名な場所なんだろうな。

 拾って来た画像↓

カクネ里
 ↑ピークが鹿島槍ヶ岳で、その下の雪がのっぺりした所がカクネ里

 でね、この物語の主な舞台である大町駅―大町温泉郷―鹿島集落―大谷原を繋ぐ道に白馬岳大町線という道があるんよね。

 爺ケ岳スキー場前を通って、サンアルピナ鹿島槍スキー場に西側から行くときにはこの道を通る。
 
 昔、大町温泉郷の宿に泊まってサンアルピナ鹿島槍スキー場に滑りに行った事があってね、めっちゃ懐かしかった。

 だって、この本には鹿島川がしょっちゅう出てくるんだけど、大町温泉郷の泊った宿の部屋は鹿島川に面した2階の部屋で、窓から眼下に鹿島川を見下ろせて、良い感じの部屋やってん(^^♪

 あの時は春だったけど、まだまだ雪があって、雪解け水もまだ少ないようで水量が少なかったのを覚えてる。


 あっ、あの大町温泉郷に泊ったときは、その一週間前に開田高原スキー場というところで木に激突して左太ももを打撲して、それをかばって滑るものだから、今度は右のお尻が痙攣してくるし、めちゃくちゃ辛かったのを覚えてる。

 なんであんなに辛い思いをしてまで毎週スノーボードをやってたのか、今考えたらアホちゃうかって思う(^^ゞ

 
 なんかさぁ、本の中に、都会とかと違って、普段、まったく話に聞かない田舎の特殊な場所での自分の思いでの場所が出てきたりしたら、何年も思いだした事もなかった事が記憶の芋づる式みたく思いだしたりして楽しくなる♪


 でぇ、この本の何に文句があるかと言うとね、タイトルと表紙絵、つまり本の見た目全部が気に入らないねん(^_^;)

 まずタイトルやけど、「サイレント・ブラッド」ってぇ~(^_^;)

 意味分からんしぃ。

 本の中に「血筋」というワードは何度も出て来たし重要なワードやとは思うけど、「サイレント・ブラッド」ってぇ~(>_<)

 なんかCIAとKGBが暗躍するようなハリウッド映画みたいに思うてもた。

 裏表紙の文章を読めへんかったら、この本、僕は中身チェックもしないでスルーしたと思う。

 っていうか、このタイトルで、よく僕が、この本を手に取って裏表紙を読んだなぁ!って、自分で自分を褒めてやりたいわ。

 ってか、極度の英語嫌いの僕やから、そんな風に思っただけで、普通の人には受け入れられるんかもしれないけど、よう分からん(^_^;)

 たとえば、もしも、この本のタイトルが「鹿島槍の雪女」だったとしても「サイレント・ブラッド」よりはましやと思う(^^ゞ

 だって、この本、思い切り和風やねんよ。

 設定が50年前の日本だとしても、全然かまへんし!

 たとえばインターネットも出てこないし、携帯電話もほとんど出て来ないし、重要な登場人物の呼び名が「オニマサ」に「おババ」に「トンチ」やで!

 こんな「サイレント・ブラッド」だなんてカタカナタイトルにしなくて地名入りのタイトルにしてくれてたら良かったって思う。

 だって、無理から地名を入れて本を売ろうとする輩が多いのに、この本はタイトルのせいで、この本を面白いと思う人の手に渡りにくくなってると思う。

 もったいない…。

 
 実はね、最近地名入りタイトルの本を買って読んで、詐欺にかかったような目に合った事があるねん。

 その本を書いた人は、この10年ぐらいで、もっとも多くドラマ化や映画化をされてる本を書いてる人やと思うけど、この人の地名入りタイトルの本の中に、その地名は一度も登場しなかったんだ。

 最寄り駅が一度でてきたけど、その駅名も「信濃なんたら」って架空の駅名だったし、あの架空の駅名が出て来た時に、もう、ちょっと”この本胡散臭い”と思うたけどね。

 タイトルにつけた地名が本文中に出て来ないって、それ、詐欺ちゃうのん?


 しやけど、その考えで行くと「サイレント・ブラッド」は逆詐欺かもしれへんなぁ。

 タイトルは、とても手に取りたくなるようなタイトルやないけど、そのケッタイな「サイレント・ブラッド」というワードは本文中には一度も出て来なくて、かわって、わくするような地名がいっぱい出てくる!(^^♪

 しやけど、こういう事があると、本選びも難しくなるなぁ…(^_^;)


 でぇ、表紙絵のほうなんだけど、一番上のアフリの画像のこの表紙絵、なんかファンタジックな絵でしょ。

 多分、ホラー色のある物語だからって事でファンタジックな絵というオファーを出して出来た絵なんだと思うけど、こんなんおかしいやん!

 満月出てるし、「満月」なんてワード、一度も出てこなかったよ。

 笹がいっぱいだから日本風っちゃぁ日本風なんだろうけど、なんか南米のジャングルみたいにも見えるし。

 スノーブリッジがかかってる難所がいっぱいあるような北アルプスの沢の現実をイメージ出来るような画にいてほしかったな…。

 ってか、上に、拾って貼ったような「カクネ里」の実写写真にするのが一番良かったんとちゃうん?





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最終更新日  2011年10月01日 03時10分41秒
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