テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:本
この本、やられたぁ~! ちくしょう~! なんやろうねぇ? この読後感! ちょっとないよ!こんな素敵な本! 最後はオイオイ泣いてもたし、クスっと笑てもたし、 ほんま、ちくしょう…、やられたぁ…、 って感じ(^^♪ この本も、僕のいつものやつ…、帯の宣伝文句に乗せられて、ついつい買ってもてんね。 ”女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1” って、ふぅ~ん… そんなら、まぁ、僕も男子やし、女子用の恋愛小説は読みたないし、これ読んでみようかなぁ… なんて思ったんよね。 しやけど、読みだしてみたら、帯の意味分からないし、普通のほのぼの恋愛小説ちゃうのん… なんてふうにしか思えへんかってんけど、読み終わってみたら、なんやねん!この本! 『陽だまりの彼女』って何気ないタイトルやねんけど、読み終わってみて初めて『陽だまりの彼女』ってタイトルがごっつい意味を持ってきて最高やって思った。 ただの恋愛小説だと思って読んでたから気にしなかったいろんな事が、ミステリー小説の伏線みたいに、いっぱい張り巡らせてあったのが読み終わってから気が付いた。 これは、もう一度読みかえしたら、一度目には見逃してた細かい伏線に気が付くかもしれへんって思う。 でね、解説文を書いてはる人が ”さて、ここからはネタバレになるので~” なんて事を断ってはるんやけど、実際には肝心のネタバレは書いてなくてね、やっぱ、この本のネタバレはしちゃぁいけないって解説の人も思ったんやろな。 でぇ、この本”女子が男子に読んでほしい恋愛小説”というのは意味分からんねんけど、この本は僕のような人には最高の本だと思った。 読み終わったときに目の前にくまたまが居たんだけど、くまたまの顔をしげしげと見てしまった。 僕がしげしげと見るものだから、何やねん?って感じでたまがミャー!ミャー!しゃべって来るので 「お前は、いくつめやねん?」って訊いてみた。 「二つめだよ」なんて言うはずもなく、またミャーミャー言ってた。 まっ、たまは、アホやから多分”一つめ”やろうけどね(^^) 賢いくまは”二つめ”か”三つめ”ぐらいかもな(^。^) で、この本の著者の越谷オサムって人、僕は初めて読んだと思ってたんだけど読んだあとに、この人の著作リストを見たら去年一冊読んでた。 『階段途中のビッグ・ノイズ』って音楽小説で、とっても面白かったのに作者名を覚えてないなんて僕もエエカゲンな奴やと思う(^^ゞ
ほら、あるじゃない、面白い本だったけど、ちょっと特殊な本で、その作者のほかの本まで読んでみようと思わないって事。 『階段途中のビッグ・ノイズ』は、高校の軽音楽部でバンドを頑張る人たちの話で、超面白かったけど、それって、なんかちょっと特殊な舞台設定でしょ。 なんか、それっきりになってて越谷オサムって人の事を追いかけなかったのは失敗やった。 しやけど、まぁ、なんだ、『陽だまりの彼女』って本と出会えたんだから結果オーライやけどね(^^♪ だけど『陽だまりの彼女』で、この越谷さんって人が只者やない事が分かったから、早速ネットで3冊注文してしまった(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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