テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:本
「読後感の悪さは保証つき。」って帯に書いてあってん! なんちゅう事を書くねん! 「読後感の悪さは保証つき。」って、こんなん、めちゃ気になるやん! 読後感の良い本が好きやし、読後感の悪い本なんかまっぴらごめんやけど、しやけど気になるやん(^_^;) ほんまに嫌やねんけど、怖いもの見たさっちゅうのがあるし、読んでしもてんなぁ、これが(^_^;) この五十嵐貴久さんって人の本は、去年『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』という本を読んだ。 面白くてね、この本を読んだときに五十嵐貴久さんって人が『リカ』という作品でホラーサスペンス大賞で大賞を受賞して世に出た人だって事は知ってたんだけど、『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』はホラーじゃないし、『リカ』を読もうとは思わなかった。 『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』は楽しい話やったもんなぁ(^^♪ この人の怖い本は読もうとは思わなかった。 『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』という映画が最近公開されたでしょ。 あれ、原作は五十嵐さんの『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』やねんね。 やっぱり面白い本は、映像化されるんやなぁ。 黒木瞳さんや真矢みきさんで映画化されてるって聞いたときは、びっくりしたな。 でぇ、今回『リカ』を読んだのは、いつもの事やけど帯に惑わされてしもたわけやねんけど… 「読後感の悪さは保証つき。」の下にも気になることが書いてある。 「あまりの恐怖に単行本時掲載出来なかった、驚愕のエピローグつき完全版!」 って、これかて気になった。 でね、この驚愕のエピローグやねんけど…、こんなん書いたらあかん!って思った。 あのさぁ、無茶苦茶怖いエンディングってあるやん。 ”悪魔が滅びたって安心してる主人公のうしろから、何故か滅びてなかった悪魔が忍び寄ってる”みたいな… そういうのって多分破滅的なエンディングが待ってるに違いないねんけど、しやけど実際にどんな恐怖が待ちうけてるかは想像するしかないやんか。 しやけど『リカ』の最後はね、その恐怖が書いてあるねん(>_<) 驚愕を書いてるねん(^_^;) 書くなよな! こんなエゲツナイもん! ほんま 読後感の悪さは、間違いない一冊やったわ(>_<) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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