カテゴリ:社会科(地理・歴史)
ひとつ前の記事『橿原神宮にお参りした。』からの続き。
橿原神宮から橿原考古学研究所付属博物館に向ったんだけど、橿原考古学研究所付属博物館は、橿原神宮の駐車場の出入り口からわずか500メートルぐらいのところにある。 ここは、多分日本の考古学をずっとリードしてきたところやと思う。 橿原考古学研究所という名称は子供の頃から知ってたもん。 何か新しい発掘成果がある度に橿原考古学研究所の元所長の故末永雅夫博士がテレビのニュースに出てきていつのまにか覚えてしまってた。 かの有名な高松塚古墳の極彩色の壁画を発掘しはったのも末永博士やったし! で、3年前に一度行ったんだけど、その時は閉館間際でかけ足での見学になってしまったんやけど、今回はゆっくり最初から終りまで先生の個人解説付きで見学できた(^^♪ でもね、今回の一番の目的は、ここの売店やってん!(^。^) 3年前に、ここの売店で買っためちゃ気に入ってた三角縁神獣鏡のキーホルダーが壊れてしまってて、また欲しかった。 今でも売ってるか心配やったけど、ちゃんと売ってた。 しかも3年前は、黒ずんだ使いこんだ状態の色だけやったと思うのに、今回は鋳造されて磨きあげられてピカピカになった状態のものを擬したものも売っててどっちにするか悩んでもたし(^^ゞ でぇ、せんぞ悩んで、今回はピカピカバージョンにした(^^♪↓ だけどね、今回はさらに買いたい物があった。 3年前に見て欲しいと思ったのに買わなくて、ずっと心にひっかかってた。 その品物は、三角縁神獣鏡の形の鏡やねん! 三角縁神獣鏡の写真といえば、たいがいデザイン面しか見れないけど、三角縁神獣鏡は本来鏡なわけで、デザイン面は裏面であって表は鏡面に磨きあげられた鏡やねんね。 しやから、三角縁神獣鏡をデザインした鏡って、ある意味、1700年以上前の三角縁神獣鏡と同じ使い方が出来るわけで、ごっつぅおしゃれやと思わへん!?(^。^) これ↓ 下に敷いてるのは、巾着になってるスウェード調の鏡ケース! 鏡も巾着も裏返したところ↓ 鏡をケースに半分入れたところ↓ ほかにも、携帯の勾玉ストラップが壊れてたから、良い勾玉ストラップも買えた(^^♪ 勾玉ストラップなんか、いつでもどこでも買えると思うでしょ。 しやけど、リーズナブルで綺麗で大きな勾玉ストラップって、あんまりないねんで。 そんなんで、橿原考古学研究所は、とっても実りの多い訪問になった(^^♪ で、肝心の解説付きの博物館見学なんだけど、 一番面白くお話を聞いたのが太安万侶(おおのやすまろ)の太安万侶墓誌のお話! ほら、稗田阿礼から聞き取りして古事記を書いたって、あの太安万侶! しやけど、あれやね、 「ひえだのあれ」って打ったら「稗田阿礼」 「おおのやすまろ」って打ったら「太安万侶」って変換されるって、当たり前かもしれへんけどパソコンって凄いなぁって思った。 っていうか、今時、どんな安物の携帯でも、それぐらい変換してまう辞書がのっかってるんやろうけど、僕はまだ頭に昭和が残ってるんやろうなぁ(^^ゞ いまだにびっくりしてまう(^^ゞ でね、太安万侶墓誌の事なんやけど、僕は知らなかったんだけど1979年に太安万侶の墓が茶畑の中から農作業中に農夫が見つけたんだって! その墓の中に、太安万侶の位階や住所が書いた物があってね、それが太安万侶墓誌として超価値のある歴史資料となったのだそうだ。 その墓誌が出るまでは、太安万侶という人物が実在してないという説も根強くあったらしい。 解説してくれた先生、僕の言うど素人の質問にも丁寧に答えてくれて、めちゃ感じ良かった。 あんな解説つきで400円の観覧料、安いと思う! ってか、観覧料の何倍も売店でお金を落としてもたけどね(^^ゞ この博物館は中庭の周りをぐるっと回るようになってて、最後に売店を出て帰って来ると中庭に面して寛ぎスペースがあって自販機もあるから、ジュースを飲んだ。 中庭には埴輪があって、記念撮影をしたら良いみたいなんだけど、なんか暑そうなので寛ぎながらガラス越しに写真を撮った↓ 駐車場はガラガラだったので、奥の車の焼けない木陰に停めることが出来た↓ このあと飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)にお参りしたんだけど、また今度書けたら書こうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[社会科(地理・歴史)] カテゴリの最新記事
|
|