テーマ:好きな映画(8)
カテゴリ:劇
過去の『私をスキーに連れてって』の記事↓
(その1・スキー板の盗難防止) (その2・三つのコールサイン) (その3・アイコムのトランシーバーIC-μ2) (その4・車のアンテナの事) 僕の好きな映画の一番は『私をスキーに連れてって』やねんね。 それは、もうずっと変わらなくてね、二番や三番や四番は、時々変わるけど一番はずっと『私をスキーに連れてって』やねん。 だけどね、この映画、ホイチョイの馬場さんも出来たら作りなおしたいと思ってはるに違いないと思うシーンがいっぱいある。 一番好きな映画やからこそ残念でたまらないシーンがいっぱいあるんだけど、中でも『私スキ』ファンの人たちみんなが好きだと言ってるシーンが特に気になってしゃぁない(^_^;) 昨日、『 『私をスノボに連れてって』…みたいな♪ 』って記事を書いたものだから『私をスキーに連れてって』を検索してみてんね。 そしたらまぁ、公開から24年も経ってるというのに、いまだに沢山の人が『私をスキーに連れてって』の事を書いてはるのんにびっくりした! 特に、自動車SNSみんカラ内で検索をかけたら、今月に入ってからだけでも10件もヒットした。 ほんまに、いつまでも人気の衰えない映画だと思う。 だけどね、みなさん、好きなシーンとして『凍ってるね』の二度のシーンの事を熱く語ってはるねん! 僕もあの映画の事はいっぱい語りたいけど…、 しやけど、僕は2度の『凍ってるね』のシーンの事を語りたくないねん。 あのシーンのあの台詞には、僕には違和感があり24年間、ずっとわだかまってる。 しやけどねぇ、もう我慢せんと24年間わだかまってる気持ちをぶちまけようと思う。 だって、あのシーンがどんなにケッタイなシーンだとしても、『私をスキーに連れてって』は僕の生涯で一番好きな映画に変わりがないねんから…。 しやけど、どうして馬場(監督)さんは、ああういう形のシーンにしたんやろか? 脚本としては、あんなに面白いシーンないやんか! めっちゃオシャレやし、喜和子さんと高橋さんの劇も最高やし、歴史に残る名シーン…、になったかも知れない。 とにかく、まず、その『凍ってるね』のシーンを見てみて↓ 2回目の『凍ってるね』(最初からの26秒目)↓ 1回目の『凍ってるね』はYouTubeに無かった。 あの、「私スキ」フリークのあいだでは超有名なセリフ「丸池まで五千円」の直後のシーン。 動画がないので、『凍ってるね』のセリフの時の2台のセリカGT4の状態の写真を載せる↓ あのね、冬の寒い夜に車を運転してて 「あれ?路面、凍ってるんとちゃう?」 なんて思う事あるよね。 でもね、そんな事をガチガチの圧雪路の上で、しかも外に居て、そのガチガチの圧雪路を靴で踏んで歩いて車に乗ってから『凍ってる』かどうかをうんぬんするのんおかしいやん。 上の1回目の『凍ってるね』も2回目の『凍ってるね』もタイヤの下は少なくとも10センチ以上は圧雪になってそうな所やんか。 そんな所で『凍ってるね』もないやんか! ある意味、凍ってるのは当たり前やんか! バレンタインデイの2月14日の前日の夜に志賀高原に登る圧雪路が凍ってないはずないやんか。 だって昔、あの道の丸池よりはるか下でゴールデンウィークに雪にあい、すでにスタッドレスを外してた僕はズルズル滑って、仕方が無いから雪の中、チェーンを装着したのを覚えてる。 5月でも、そんな所やから2月14日なんか乾いてない限り、必ず凍ってるに決まってるもん! ってか、凍ってないジュルジュルの圧雪路なんかもっと嫌やけどな(>_<) あのね ”凍ってるんじゃないの?” と、疑いを持つのは黒く濡れて見えるアスファルトの路面が多いんとちゃう? ”あれっ?これって濡れてるんと違って凍ってるんとちゃうのん?” って思って、車を降りて路面をチェックする事がある。 ってか、降りてみたらツッルツルで指で触るどころか立ってられへんって事かてあるやん。 で、映画の1回目の『凍ってるね』も2回目の『凍ってるね』も、百歩譲って圧雪路でのツッルツル状態を確認したとしてやねぇ、どちらも、車に乗り込んで数メートル動いただけの場所での発言やんか。 そんなん、車に乗る前に足でザクザクと雪を踏んで乗車してるわけで、そこから数メートル動いたけで『凍ってるね』と言うのんはオカシイやん。 それか、数メートル動くたんびに路面を指でチェックする必要があるんかいな? 例えば、真黒に見える凍結路面だとしても、乗車する前に靴の裏の感覚で分かるし!やっぱり不自然やもんな。 あの馬場さんに、そんな事がわからないはずがないので、あの『凍ってるね』って台詞を2度かぶせるって部分はどうしても使いたかったんやろな。 きっと脚本の一色さんと、いろいろと議論した上で、圧雪路上でないと使えない事になり、苦肉のあのシーンになったんやないやろか? でもね、100%圧雪路の上に居てるような状況で、しかも雪面を足で踏んで車に乗り込んで、その後で雪面チェックをしての『凍ってるね』のセリフは、どう工夫しても無理やったんとちょうやろか? だけどさぁ、あの2回目の『凍ってるね』なんか、あれ、志賀高原の横手山スキー場のラフォーレ前でしょ。 ラフォーレ前やったら、ゲレンデと同じ雪の量やからしゃぁないけど、あの撮影時は1987年4月で渋峠まで道は通ってたんやから、アスファルトの駐車場から道路に出たところで一旦止まり、そこで路面をチェックさせるなんて方法もあったと思う。 あの設定の日はバレンタインデイやから、2月14日の夕方やったら日が陰ったら凍りだすって事は志賀高原では普通の事やろうし、あんな圧雪の上という状況を避ける方法はあったと思う。 もっというなら、1回目の『凍ってるね』は丸池に向う志賀高原の下の方なんだから、あの台詞を言う場所は何処でも良いわけで、何処でも良いのだったら、もうちょっと『凍ってるね』にリアリティを持たせる事が出来るシチュエーションを考える事が出来たんやないやろか? いずれにしても、ザクザク雪を踏んで車に乗り、表面の雪を指ですくって『凍ってるね』って言うのんは、僕には入ってけぇへんかったな。 『凍ってるね』にケチを付けたりして、『凍ってるね』が大好きな1億3千万人の人たち、ごめんなさいm(__)m それでも僕は、『私をスキーに連れてって』を生涯世界で一番好きな映画でありつづけるので堪忍したってくださいm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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