テーマ:本のある暮らし(3286)
カテゴリ:本
北林一光さんの『シャッター・マウンテン』という四六版のハードカバー本を本屋さんで見つけたときはびっくりした。 北林一光さんって、もう亡くなってはってね、2年前に読んだ『ファントム・ピークス』だけが生前に原稿が出来上がってた本みたいで、 2冊目に読んだ『サイレント・ブラッド』は、残ってた原稿を友人が見つけて本にしたって事だったんだ。 そんなだから、北林一光さんの本はその2冊だけで、もう新しい本は読めないと思ってた。 しやのに、こんな『シャッター・マウンテン』なんて本を見つけて、僕は帯も読まずに値段も確認せずに、即効で小走りでレジに持って行った。 だって、一刻も早く読みだしたかってんもん(^^ゞ この本は、遺品のワープロの中にあったのを発見されて本になったらしいんやけど、なんかそんなんばっかりや! 原稿が発見され、次はワープロの中から発見されるやねんて…。 まだまだ、遺品のなかからUSBメモリーとかフロッピーディスクとか出てくるのんとちゃうのん? ってか、出てきてほしいなぁ…(^_^;) こんな面白い本を書く人の本が、もう読まれへんなんて、ほんま悲しい。 この『シャッター・マウンテン』、読み返したいんやけど姉貴にあげてしまって手元にないねんね。 また姉貴に借りやなあかん。 姉貴は山登りが好きでね、僕みたく近所の300メートルぐらいの山を登るんやなくて、上高地とか穂高とかの3000メートル級の山が好きで登ったりした人やから、この『シャッター・マウンテン』をついついプレゼントしてもたんやなぁ(>_<) しもたわぁ(>_<) この本、上高地や穂高のあたりをビンビン感じる事が出来る本やから、僕よりも姉貴のほうがさらに楽しめると思うてもてん。 むやみに人に本をすすめる奴が僕は嫌いやねんけど この人がこの本を読むとオモシロイに違いないと思うと、読んで欲しくて堪らんくなってまう…(^_^;) しやけど、案の定というか、姉貴からすぐにこんなメールが来たからプレゼントしてよかった(^_-)-☆↓ ”今、あの本ね横に上高地の地図拡げて読んでるよ、” ”なんかすごく怖くてドキドキしながら読んでるよ、!” それと、この本、読んでる途中に僕の不注意でどしゃ降りの雨に濡らしてしまって酷い事になってね、 全てのページのあいだににティッシュを挟んで、ページがなるべくフワっとなるように乾かしてんね。 その、ティッシュだらけの本を、くまがエラクお気に入りで遊んどった(^^ゞ その時の写真を見たから、この本の事を思い出して、この記事を書く気になったんやけどね(^^♪ 最初、この写真を見たときは、なんじゃこりゃ?、って思ったけど、すぐに記憶がよみがえったわ(^^ゞ 焼のりのビンとティッシュの箱のあいだに本が開くようにして乾かしててんけど、くまに無茶苦茶された(>_<) 猫は紙が好き、とりわけフワフワする紙が大好きやから、こうなるのんは、まぁ自明の理やわな(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月09日 21時12分40秒
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