テーマ:ソチオリンピック(128)
カテゴリ:スポーツ
好き勝手な一ファンの思い込みを書く。
気分を害する人も居やはるかもしれへんけど、ごめんね…。 どうしても、この8年ほどわだかまっていた事を書きたいねん。 なぜなら、僕が上村さんの事に興味をなくしていた、この8年ぐらいのモヤモヤを、今度のソチ五輪で上村さんがキレイに払拭してくれたからやねん! 上村さんはソチの最後の滑走で、最高の滑りを見せてくれた! それは、もう得点なんかどうでも良くて、ほんまに僕は嬉しかってん! 16年前の長野では、里谷さんの金メダルに花を添える7位やったでしょ。 18歳の長野の上村さんは、めっちゃ愛らしかった♪ ってか、16年たった今も、全然変わらんけどね(^_-)-☆ そんなんで、上村さんのファンになった僕は、斑尾で開かれたワールドカップを見物にも行った。 その時は、上村さん失敗してしまって、成績が悪かったんやけど、上村さんを目の前で見れた嬉しさは格別やったなぁ(^。^) で、4年後の2002年のソルトレイクシティを向えるわけやけど、 上村さんの事が今までで一番可哀そうだと思ったのは、そのソルトレイクシティの決勝のあとやった。 上村さんは6位になったその滑走後のインタビューで、 ”トリノを目指す”って言いはったんよ。 こんな、可哀そうなことってある? 長野で18歳で7位になって、18歳から22歳までの4年間をかけて挑んだソルトレイクシティで負けて6位になって、その日、レース直後に4年後のトリノを目指すって、そんな台詞しか出てけぇへんかった上村さんが可哀そうやった。 そんなもん、年寄りの僕でも4年って長いのに、22歳からの4年って、また気が遠くなるほど長いよ!(>_<) ほんで22歳から26歳までの4年間頑張って、トリノで5位になったんやけど、このトリノで上村さんは間違った考えにとりつかれてしまいはってん(^_^;) トリノでの日本のメダルは女子フィギュアの荒川静香さんの1個だけやってんね。 この女子フィギュアは、各国に金メダル候補が何人も居たのに、みんなガチガチになって沈んでいったのに、荒川さんだけがノホホーンと普通に自然に完璧に滑って、サラっと金メダルを持って行ってしまってん。 上村さんは、この荒川さんの演技を見て、金メダルを取る方法は『平常心』やって確信してしまいはったんよ。 上村さんが、その話を熱く語ってはるのんを聞いて、僕、 ”それ、間違ぉてる!あかん!あかん!フィギュアとモーグルは違う!” って、思った。 しやけど、上村さんは、その考えが間違いないと思いはったみたいで、別の場所でも熱く語ってはるのんを聞いた。 あの、荒川さんの金メダルは、トリノでの日本の唯一のメダルやっただけに衝撃度が何倍か増しやったし、そんなふうに思ってもうたんもしゃぁないんかなぁ…。 上村さんがトリノで、その間違った考えに取りつかれさえせぇへんかったら、その後のこんなに長い間の上村さんのしんどさはなかったんとちゃうやろか? ”旦那さんの皆川さんは、どうして奥さんの気持ちを、ちゃんとした方向に導いてあげへんかったん?” この、上の一行は、僕が、この8年ほど、ずっと思い続けてた事やねん。 だって、皆川さんには、バンクーバーの上村さんが間違ってる事が分かってたはずやん! 皆川さんはバンクーバーでアルペンスキー男子回転に出場しはってんね。 しやから夫婦でバンクーバーオリンピックに出場したわけ。 バンクーバーで4位の上村さんをみんなが褒めちぎった一方、コースインして数秒で旗門不通過で失格した皆川さんの事を、 みんながけなしまくってたやん!!(>_<) 僕、あれ、そうやないって思って、皆川さんの事を悪く言う人に、 「ちゃうよ!皆川さんはメダルを取るために攻めて失敗して取られへんかっただけやん!上村さんは平常心で普段の滑りを確実にしただけやんか!」 って言いたかった。 実際に親しい人に一度そう言ったけど、こいつ何言うてるねん?みたいな顔をされてもたし(>_<) 上村さんはトリノの荒川静香さんの演技を見て、金メダルを取る方法を『平常心』だと思いこんでしまいはったんやけど、 しやけど、そんなんちゃうやん! キレイに調整された室内でやる競技と、屋外の雪の上でやる競技はちゃうやん! フィギュアスケートは練習通りの事を本番でやることが一番重要やんか! 練習で出来へん事は本番でできる可能性はきわめて低いよね! しやから何よりも重要なのは平常心やと僕も思う。 しやけど、アルペンにしても、フリースタイルにしても、一人ひとりの条件はみんな違うし! 天候変化や滑走順で、その時の自分のベストがどんな滑りなのかなんか神様しか分かれへん! その時だけの状態のその場所での最高を、失敗しないギリギリのところをどんだけ攻めれるかが勝負やんか! 4年に1回のそんな戦いに、平常心で、絶対失敗しない滑りをやってメダルなんか取れるわけないやん。 メダルを欲しいみんながギリギリのところを攻めて来て、 それはもう、メダルかそれとも最下位かっていう滑りをしてくる人が何人もいてるわけやん。 平常心なんかくそくらえって、アドレナリン出しまくらな勝たれへんって! 旦那さんの皆川さんも、メダルか最下位かの攻めの滑りをしたわけやし、自分だけ後で後悔しない道を選び、どうして奥さんには後悔の残る道を選ばせたんやろか? しやけど、バンクーバーの時の上村さんの実力は世界一やったし、平常心で失敗なく滑ったらメダルを取れると思ってしまったのんも仕方ないのんかなぁ? きっと、金メダルが取れる。 失敗さえしなければ、金メダルは逃してもメダルを逃すことはない。 そういう思いを持ってしまうのんもしゃぁなかったのかもしれへんな…。 で、今回のソチオリンピック。 上村さんは予選から攻めまくって、失敗しながら下位のほうから上にあがって行ったでしょ。 準決勝でも攻めてギリを超えて失敗して、決勝通過ギリギリの6位で決勝に残ったでしょ。 そして、決勝では、さらにギリギリを攻めて攻めて攻めきって、決勝で初めて満足行く滑りができたんよ! あの時の上村さんの喜びが、僕はめちゃくちゃ分かった。 得点なんか関係あらへん! オリンピックの決勝という舞台で攻めきった滑りをやりきって、ちゃんと出来た満足感って格別やったと思う。 だって、準決勝での失敗で決勝にあがられへんかったかもしれへんし、ほんま薄氷を踏む思いの決勝進出やったでしょ。 その決勝で、攻めきった会心の滑りを出来たんやもんなぁ。 良かったよなぁ(^。^) バンクーバーの4位とは違う。 バンクーバーの4位は、平常心で失敗しない滑りで滑り切った結果やったからなぁ。 そりゃぁ、悲しいだけの涙しか出てけぇへんわ! ほら、マラソンの有村裕子さんが銀メダルを取って、その4年後は銅メダルやったのに、その時有村さんは 「初めて、自分で自分を褒めてやりたいと思った」 って言ったやんか! メダルの色が銀から銅になったのに、涙涙の銅メダルやったやんか。 あの時、有村さんは、4年前の銀メダルのほうが自分はやりきれてなかったって確信ができるほど、この時の自分が出し切ったって事が分かったんやろね。 僕、ソチの上村さんの心境は、あの時の有村さんに近いと思ってん。 成績は良くなかったけど、自分の限界、あるいは限界を超えたパフォーマンスができた満足感でいっぱいやったと思う。 ほんでね、この時初めて、自分の出しきり具合が4年前とは違うって事を具体的に実感しはったんやろうと思う。 しやから、4年前と同じ4位でも、悔し涙やなくて、有村さんみたいな『ようやった涙』が湧き出して来たんやと思う。 って、言葉にするのんは簡単やけど、上村さんはオリンピックを満足して終れるのんに16年間かかりはったんやもんなぁ…。 ほんま御苦労さん! ほんで、おめでとう!! 補足的に一言。 ジャッジについては、人の風情的な思いが入るので、その不公平感を感じるのんは仕方がないと思う。 配点ごとに見て、普通に考えたら、 50%のターンが一番(僕が見たところ)。 25%のタイムも一番 25%のエアーだけが負けてた。 なんて上村さんが、6人中4位以下になるなんて考えられへんけど、採点競技はこういう事っていっぱいあるししゃぁないんやろうと思う…。 今日の記事も、僕の記憶だけで書いてるので間違いだらけかもしれへんし、それに僕だけの勝手な思い込みで書いてるから、数々の間違いについては馬鹿言ってるよ!って笑ってやったってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月28日 01時18分13秒
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