テーマ:ソチオリンピック(128)
カテゴリ:スポーツ
「華原朋美さんとの別れ話の話題」で、竹田恒泰さんのソチオリンピック選手への言葉のことを、僕、今日初めて知ったんよ。
へぇ~…。 世間では、そんな事で盛り上がってたんや! 竹田さんの事は、2年前の建国記念の日に、買った本の事を記事に書いたんよね。 どんな記事かというとこんな記事。 竹田さん好きやし、最近の著作も2冊、本屋さんの平台に山積みしてあって立ち読みしたりしてる。 どうして立ち読みやねん?って言われそうやけど、 タイトルや内容紹介で2冊とも好きな内容に決まってるんやけど、最近、読み掛け本ばっかりこさえてるもんやから、買うのんはちょっと自嘲(^^ゞ でぇ、竹田さんのソチオリンピック選手に対するあの言葉 「負けたのにヘラヘラと『楽しかった』はあり得ない」 これ、竹田さんっちゃぁ竹田さんらしいよな。 日本文化と日本人を好きで、自分が日本人である事に誇りを持ってオリンピックに行ったとしたら、竹田さんならそういう事になるんやろね(^_^;) でもまぁ、こんなん聞いたら、いろんな人がいろんな事を言うに決まってるのに、アホやなぁ、竹田さん(^_^;) しやけど、僕かて、ちょっと思ったんが、 ほら、点数が出て、あるいはタイムが表示されて負けたのが分かったときでも、選手は笑顔で手を振って会場から去ってほしいやんか。 その選手にとって、 ”このオリンピックが、どうか楽しいオリンピックの記憶になってやってください。” …みたいな思いを持ってまうやんか。 しやけど、それ、アカンねやろか? 自国の選手が活躍せぇへんかったら『イラっ』っとせなアカンねやろか? そりゃぁ、応援してた選手が負けたらガッカリするけど、負けた選手が可哀そうで 「ドンマイ」って思うやん。 「気ぃ落とすなや!」って思うやん。 「お前は、ほんまに、ようやったやん!」って励ましたりたなるやん。 フェンスを出た直後にインタビューを受けて「楽しかった」って言うてくれたら ”良かった!こいつ元気やん!”って思って安心するやんか(^^) 笑顔で楽しかったって言うたらアカンねやったら、会場はドヨ~ンって暗いもんになってもて、そんなん考えられへん。 優勝者以外は全員笑ってない会場って怖いんとちゃう? 「失敗したけど楽しかった」で良いのんとちゃうのん? 竹田さんから見たら、 負けた人がニッコニコして優勝者にハグして祝福したりしたら、それも、ヘラヘラしてる事になりそうやもんなぁ。 ってか、そんな、ややこしい話は、どうでもええわ。 そんな事より『楽しかった』って事やけど ソチオリンピックを一番『楽しかった』って思った人は誰やと思う? 僕ねぇ、それは オーストラリアの「トーラ・ブライト」やと思う。 トーラは金メダルを取られへんかったんやけど、つまり負けたんやけど一番楽しかったと思う。 楽しむ楽しむ、なんて言うけど、オリンピック競技やし、そんなもん、普通は「楽しむ」どころの騒ぎやないでしょ! しやけどね、スキーとスノボのフリースタイル競技ってのは、そもそも遊びの中から出来てきた競技なわけやんか。 で、遊んでたら、めちゃくちゃ上手で、競技大会に出たりして、ほんで勝ったりして、そんでいろいろあって、その延長線上にオリンピックがあった!なんて人も居るわけやん! っていうか、フリースタイルの選手って、そういう人のほうが多いんとちゃうやろか? そんな人がオリンピックに出て、楽しくなかったりするのん、そんなん、あり得へんやん! そりゃぁ、勝ったらもっと楽しいかもしれへんけど、世界一の舞台をこしらえてくれて、そこで遊ばせてくれるんやから、負けたって楽しいに決まってるし!(^_-)-☆ でね、トーラ・ブライトって人が、どうして一番なのかというとね、 トーラはフリースタイル・スノーボードの3つの競技すべてにエントリーして、入賞一つと銀メダル一つを持って帰りよったんよ。 で、この人、どの競技でも、いっちゃん楽しそうやねん(^。^) 出発前は腰振りダンスなんかして、実況のアナウンサーが、思わず 「ノリノリですね(^。^)」なんて言ってまう(^^ゞ これがスノーボードクロスのスタート地点で腰振りダンスをしてるところ↓ トーラは、このスノーボードクロスでは入賞もでけへんかったんやけど、トーラのクロスは楽しいクロスやった。 みんなが抱え込み抜重で沈み込んで越えるローラーも、トーラはピョーンピョーンって飛び越えて行きよるねん♪ これでもゲルベルとトーラは、ほぼ同じところで競ってるねんで。 しやのに、トーラだけ空を飛ぶから、カメラのフレームに入れてもらわれへん(^。^) トーラのタイムトライアルの1回目は24人中20位やったけど、2回目には1秒半以上もタイムを縮めて、9位のグリーニと同タイムやってんよ。 あの、決勝で惜しくもメダルを逃して4位になったグリーニと同タイムやってん! 1分23秒96 まったくの同タイムやった! しやから、トーラは黄色ビブ(13位から16位)やったけど青ビブ(9位から12位)の選手よりも速かったんよ! この事、知らんかったでしょ?(^_-) でも、準々決勝で負けちゃったんやけど、勝ち残った同僚のブロッコフをハグして祝福してた。 これはスロープスタイルの決勝の演技直前↓ ↑トーラはいつも視聴者にもサービス満点やねん♪ 予選から一発で決勝に進出したけど7位入賞に終わった。 これはハーフパイプの得点待ちののシーンやけど、アメリカ娘3人組に混ざってトーラもはしゃいでる↓ 金銅4位がアメリカやったんやけど、トーラは、アメリカ軍団に割り込んで銀メダルを獲得した。 しやけど、この4人のすぐ下の5位になったのんが岡田良菜さんやったんやから、岡田さん、超おしかったんよね。 こんな、ある意味「化け物連中」だけにしか負けへんかったんやもんな。 しやけど、それでも、竹田さんにしたら「楽しかった」なんて言うのんは「あり得ない」って事になるんやろうな(^_^;) 考えたら、トーラの得点が出た瞬間が岡田さんのメダルが消えた瞬間やったんよね。 そう考えたらトーラのことが憎たらしいけど、岡田さんはトーラと笑顔でハイタッチして、この場所を去って行ったんよ↓ 岡田さん、フェンスの外に出てお母さんを見つけて、 「あたしの5位ってスノボ女子の日本人の最高やねんてぇ!あたし知らんかったんやけど、今さっきそこで教えてもらってん(^。^)」 みたいな意味の事をめちゃ嬉しそうに話してた。 なんか、ほんまに、良かったなぁ!って思ったけど、竹田さんにしたら 「へらへらするな!」っちゅう事やねんやろね。 スノーボード・フリースタイルの「スロープスタイル」「ハーフパイプ」「クロス」の3種目は、ほんま3種目とも面白い競技やし、トーラはとことん楽しんで国に帰ったと思う(^^♪ この3つの競技は開会式前日から始まって11日目まであったから、トーラは11日以上もソチに居てたわけやし、この娘やったら競技以外も楽しみまくったんとちゃうやろか?(^^) しやけど、3種目の代表権を取れたやなんて、きっと、トーラはこの4年間に想像もつかへんようなすさまじい鍛錬をしたんやと思う。 めちゃくちゃ努力して手に入れたオリンピック出場権やねんから、勝っても負けても 「めっちゃ楽しかった♪」って言って帰ったらええねんって思うやんなぁ(^_-)-☆ トーラのハーフパイプでのカッコイイ姿↓ 素顔も見せときたいから、レース前にコーチにストレッチしてもらってるトーラの姿も(^^)↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[スポーツ] カテゴリの最新記事
|
|