テーマ:ソチオリンピック(128)
カテゴリ:スポーツ
ソチオリンピックの期間中は観戦に忙しくて、
毎日毎日たくさんの一大事が起り続けてたものだから忘れてたんだけど、あのロシア戦の ゴールをしてたとしか見えないのに、まるでなんにも無かったように試合が続いてしまった、あのゴールの事が気になったので検索してみた。 まぁ、ネット上でわいわい言ってる個人のことは別にしてもニュース報道に近い情報でも酷い感想がいっぱいあった。 「ロシアが審判を買収した」とか、嫌な言葉もあって、やっぱり検索なんかしやんほうがええなぁ…。 確かに、あれは不満の残るシーンだったけど、不満の残る『裁定』…ですらないねんで。 何故かというと、レフェリーはビデオを見ることもしてくれなかったんよ。 つまり裁定をすることもなく、なんにもなかったかのように試合が流れたんよ。 実況と解説は 「オフィシャルのイエローランプが点いてる」とか 「レフェリーが気が付かない」とか 「次のホイッスルで、レフェリーが動くはず」とか いろんな事を言ってたけど、結局、なんにもなかったように試合は続行されてしまったんよ。 アイスホーッケーはレフェリーが絶対ってのは知ってるけど、あのオフィシャルのイエローランプって何やろ? レフェリーが気が付かなかったら、スルーされても良いもんなんやろか? で、終ったことはもうどうしようもないんやけど、 あのパックがゴールラインを超えてるようにしか見えなかった画像を分析してみた。 この写真が、そのシーン↓ でね、ゴールが認められるのは、パックが赤いゴールラインを完全に超えなきゃいけないんよね。 で、上の写真だと黒いパックが赤いラインに少しかかってるように見えるでしょ。 分かりづらいので、パックの部分をトリミングして赤いラインのゴール側の限界に赤い線を入れてみた↓ 確かにかかってる。 しやけど、この写真はゴール奥の上方向からの斜めの写真やねんね。 だから厚みのあるパックがゴールにかかってるか、あるいはゴールを超えてるのんかが分からへんでしょ。 この写真に、パックの上面と思える部分に白いラインを入れて見た↓ 斜め上後から見ると、確かにパック上面は赤いラインにかかってる。 で、パックには厚みがあるので、パックの右横の部分の写真の写り具合からパックの厚みを推定して紫の縦線をパック右側に入れてみた。 ほら!これぐらいは厚みがあるように見えるでしょ。 で、その事を考慮して、パックの下面がリンク氷面に触れてると思われる部分に黄色ラインを入れてみた↓ やっぱり、ゴールを超えてるよね。 この映像が国際映像で世界中に配信されてるんやから、こんなん世界中の人に見られたらロシア人自身が恥かしく思うんとちゃうやろか? 日本にとっては、なんとも辛い裁定やけど、っていうか裁定すらしてもらわれへんかったんやからおかしな話やね! でね、スマイルジャパンの事を知らなくて、なおかつソチのアイスホッケーの試合を見てない人には、この誤診(無かった事にされた)の意味が分からんと思うのでその辺の事を書くね。 このチーム、めっちゃ良いねん! 10代から30代までの選手が居てるんやけど、元々は体育会系のチームで笑いなんかないチームやってんけど、やり手のメンタルコーチを入れて徹底的に超コミュニケーション取れ取れのチームを作りあげたんよ! ほら、アイスホッケーって、サッカーなんかと同じで、コミュニケーションがごっつぅ重要やんか! 一人が他の全員の事を良く分かるチームを作り上げはったんよ! ほんで、いっつも笑顔の素敵なチームをつくりあげはったってわけ。 その結果、日本のランキングでは行けるはずもないオリンピックの出場権を実力で手に入れてんね。 だから、出場国は、すべて日本よりランキングの上の国ばっかりやねん。 しやのに、日本は初戦のスウェーデン戦に1対0という手に汗握る大接戦をやってのけてんよ。 惜しかったなぁ…。 で、2戦目がロシア戦で、その第1ピリオドでロシアに先行されてる状態での出来事やってん。 この得点が認められてたら、同点に追いつくだけやなくて、スマイルジャパンの初めての得点になるはずやったんよ! だけど、結局、この試合の第3ピリオドでスマイルジャパンは初得点を上げて同点にしたんやけど、そのあとロシアに1点を許して負けてしまってん! で、このロシア戦に負けたことによって、決勝トーナメントへの道が閉ざされてしまったんよ。 その後、結局一次リーグも順位決定戦も全敗してしまったんやけど、ほんま良い戦いをやったと思う。 せめて1勝してくれ!って全試合観戦したけど、願いは叶えへんかった(^_^;) あの幻のゴールさえ入ってたら…。 やっぱり、そう考えてまうなぁ。 しやけどね、アジアに、日本に、めっちゃ良いチームが出来たって、ヨーロッパの人達も思いはったと思うで。 今考えたら、あの娘ら、本気でメダルを取るつもりやったんとちゃうやろか? あのロシア戦で負けても、僕なんかは、悔しいことは悔しいけど ”しゃぁないなぁ…” ぐらいにしか思えへんかったもんなぁ。 しやけど、あの娘らのメダルに手が届かへんかったって思いは、みんなには想像もつかへんほどの落胆やったんかも知れへん。 だって、ドイツはロシアとスウェーデンの両国にボロボロに負けたのに、日本は、そのドイツに負けてもたんやもん(^_^;) 決勝進出が駄目になった後のドイツ戦を戦うには、 あの娘らには、もうモチベーションが残ってへんかったんかもしれへんなぁ…。 ゴールをノーゴールされてしまった試合でメダルの夢を断たれたっちゅうのんも尚更へこむと思うし…。 そんなん考えたら、あの幻のゴールを、なおさら悔しく思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月04日 00時35分35秒
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