テーマ:本のある暮らし(3284)
カテゴリ:本
単行本3冊と文庫本1冊で、しめて税込み396円なり!(^^♪
って、別に売れない本とか、古い本とちゃうねんよ。 ほら、人気作家の東野圭吾さんの本やし、『マスカレードホテル』なんか2011年の初版で『さまよう刃』も平成20年発行だよ♪ 全部、税込み99円って、店員さんの値付けの間違いちゃうのん?って思ったよ(^J^) 僕みたいに、今頃東野圭吾さんを読み漁ってる時代遅れもそんなにおれへんやろうし、僕が発見して良かったよなぁ♪ 5年ぐらい前やったかなぁ…。 東野圭吾さんの『白馬山荘殺人事件』を読んだのが初東野さんやったんやけど、この小説、白馬って地名にひかれて読んだのに、タイトル以外に一度も「白馬」ってワードが出てこなくて、騙されたと思って、僕、東野さんの本は二度と読まんとこって思ったんよね。 当時としては、その小説の内容に何も感じなくて、ほんまに人生の無駄遣いをしたって感じたんよ。 ところが3年ほど前に、本屋さんで『白銀ジャック』を見てその装丁にひかれて思わず買っちゃったんよね。 そしたら、なんなん、この本?!めちゃくちゃ面白いやん!って思った。 スキー場の仕事を内部から細かに書いてる小説なんか初めてやったし。 スキー場みたく1日に何万人も客を扱い、常に事故とかけが人が必然的に発生するような場所、そうそうないでしょ。 しかも、その仕事場の広がりが山をいくつも超えるような広いスキー場もあるわけで、ほんま大変なんよ。 スキー場で働いてた友人も昔いたし、けが人をスキー場近くの診療所に運び、そこの野戦病院みたいな現場にうろたえたこともあるしね。 で、昨年、新作の『疾風ロンド』を読んで『白銀ジャック』よりもさらに面白かった! そして、極め付けが、今年のソチオリンピック後に読んだウィンタースポーツがらみの『夢はトリノを駆け巡る』『カッコウの卵は誰のもの』『鳥人計画』『チャレンジ』。 完全に東野ファンになってもた! その後はガリレオなどのテレビ化や映画化がされてるものを除いて片っ端から読んだ。だって福山雅治さんの湯川先生とか、阿部寛さんの加賀恭一郎とかで見たやつを、今更活字で読んでもしゃぁないと思ったし。 で、読めば読むほど東野さんの本って、どんだけ幅広いねん! って思った。 よくもまぁ、一冊一冊こんなにテイストが違うねんって思う。 こういう人を天才って言うんやろね。 今までに好きになった、どの作家さんよりも天才性を感じるね♪ だけど、こういう一冊読んだだけでは、その作家さんの全体像が何にも見えない作家さんっちゅうのんも困ったもんやな。 僕なんか『白馬山荘殺人事件』だけ読んで 「この人の本を読むの、もう、やぁめた」なんて思って、人生の一大失敗をやらかすとこやったもん(>_<) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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