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2015年06月03日
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Wikipediaの「書評」を見ると「日本の書評」の項に下のように書いてあった。

問題点[編集]
日本の書評は欧米のそれを移入したものであるが、以下のような点で、特に新聞での書評の場合、問題点が指摘されることがある。「読者に面白い本を面白く紹介する」という書評の根本的な目的から考えた場合、弊害となっている部分は多い。


 そういう意味やったんや!
 知らんかった…。

 僕ね、9年間やってるこのブログで本の記事を153回書いてるねんね。本の感想以外の本についてのよもやま話もあるけど…(^^ゞ
 でね、僕の書くのんなんか、たんなる感想文やと思ってたけど、書評の意味を知ると立派な書評やと思えたわ!

 だって、ちまたにあふれてる「書評」って、批判的な文章ばっかり目につくやんか。
 そんなんに比べたら、僕の感想文って、自分の感動をなんとか言葉にしたくて頑張って書いてるし、稚拙な文章で伝わらなくて、なんやよう分からんでも、僕が感動したことだけは表現出来てるんとちゃうかな…(^^ゞ

 5年ほど前に、悪口ばかりの書評の意味が分からなくて、その事に触れた事を書いたことがある。
 細かいことはあんまり覚えてないんやけど意味としては
「どうして面白くなかった本のことを書くのだろう?それって、自分が人生の無駄遣いをしたことをわざわざ発表してるようなもんやん。私はネギが大嫌いだけど2時間かけて、嫌いなネギを1本丸々完食した。すごくつらくて泣きそうやった。なんて事を発表してるのんと一緒や」

 上のように書いた時って、確か、僕の大好きな本について見当外れな批判を書いてる人がネット上にあふれてて、とっても嫌な思いをして、そんな事を書いたのを覚えてる。

 ほんまに、意味が分からへんかったんやもん。

 あのね、自分とは違う経験をしてきて、自分とは考え方も違い、年齢も住んでるところも違う人が書く本に、何かネガティブな事を書くのなんか日本語さえ知ってれば誰でもいくらでも出来るんよ。そんなもん無限に書けるでしょ!
 その本に書いてある、自分の知らない出来事、考え、人、言葉、そんなんに面白さを感じるのんは、日本語を知ってるだけではでけへんねん。

 知識もいるだろうし、想像力も必要やんか。

 しやからね、僕は言い切るけど、批判的な事ばかり書く人は、残念やけど本を読む能力が低いってことやね。
 能力の高い人は、自分と初めて出会う概念や出来事や言葉に、いちいち魂を震わせて感動するんよ。

 そこに批判のネタを見つけられるから自分はレベルが高い本読みだと思っている人たちは、えらい勘違いをしてはる。

 そこに面白味を見つけられなかったら、書かんといたら良いねん。
 だって、自分の能力が低いことを、わざわざ発表したって恥ずかしいだけやんか。

 これ、ほんま、マジで僕、そう思ってるねん!
 どうして、この本を楽しむことができないんだろう?
 この本を楽しむ能力がなくて、よく本を読んだりするなぁ?
 この本を楽しめない人って、今までの人生で、どれだけたくさんの楽しいことをつかみ損ねて来はったんやろうって、可哀そうになる。

 そりゃぁ、人によって何を面白いと感じるのんはそれぞれやよね。
 たとえば、ゴキブリの種類による生態の研究の本を僕が読んだとするね。
 それはきっと面白くないと思う。
 だけど、その面白くなかった理由をサイトやブログに発表するわけないやん。
 上のほうに書いたように、嫌いなネギを苦しんで食べた話をしてもしゃぁないもん(^_-)-☆

 つまりね、好き嫌いはしゃぁないやん!
 好きなものは優れてる。
 嫌いなものは劣ってる。
 って、そんなスタンスでしか書けない人が多すぎるわ。


 プロの評論家が批判的な事を書いてるから、ちまたの有象無象が、自分も同じことが出来ると勘違いしはるんやろうなぁ。
 今って、どんな駄文でもネットに載っけることができるんで、プロの評論家気取りで書いちゃうんやろね。
 レベルの低い人が、優れた文学作品の批判ばかりを書いたとするね、するとそこには見当外れのアホみたいな事が羅列されるだけでしょ。
 そんな批判的な書評ばかりをネットに書いてる人が、プロの評論家になったって聞いたことある?
 そんな人が居るわけないやん。


 実はFB友達のおけいさんからコメントで
「書評家の本の読み方が間違ってる」とか
「本を読むのは作者との共同作業」
 なんて素敵な言葉をいただいてね、そうや!そうや!と思って書き始めたのが、この記事やねんね。
 おけいさん、ありがとう(^^♪

 僕もたくさんの書評を読んで、その中には作者自身も意識しないで書いたんじゃないかと思えるような、深い洞察に満ちた緻密な読み方をしておられる方も居てた。
 その人は、言葉の使い方みたいな些末な事を書くことはないねん。だって、その人の書く内容は深くてそんな薄っぺらな文章とちゃうねんもん。
 
 でも、そんな風に恐れ入った人は一人だけやったから、サイト全体の1%にも満たないもんやと思う。

 僕ね、昔から思ってることやねんけど、小説でもエッセイでもブログでも、読むときは
「書いた人の心に寄り添う」
 って、この事を忘れんようにしやなあかんって思う。

 他人が書いた文字を、自分の頭の中で具体的な物語のイメージに変換しやなあかんねんで!
 そんなもん必死の思いで作者に寄り添わな、作者のイメージとは程遠いものしかイメージでけへんと思う。

 ふわっと表面だけ読んでても、自分の知ってる日本語との違いに違和感を感じるぐらいの事になるだけちゃうかな…。


 でぇ、今まで書いてないけど、僕が初めて書評サイトに本の献本をしたときって、僕には「書評」の意味もよく分かってなかったんやけど、その時の事を書くね。

 期待はあったけど、心の底では、立ち直れないぐらいにコテンパンに書かれるやろうって思ってたように思う。

 つまりね、小説の根本的な部分へのダメ出しをやられまくって、僕の魂は日本海溝の底に沈むぐらいにへこたれてまうんとちゃうかと思ってた。

 たとえば
・ストーリー上の致命的な齟齬
・伏線の未回収
・登場人物のキャラクターの魅力不足
・頁数、行数まで示した、矛盾点の指摘
 そういった事を、いっぱい突っ込まれるんやないかと思ってた。

 しやけど、ふたを開けたら、そこには書いてある文章の意味を理解するのんも難しいほど陳腐なものやった。

 ほんま、びっくりしたなぁ…。
 あきれはてたわ。
 適当すぎる。
 どれだけ、シビアな事を書かれるかと思ってたのに、読まずにでっちあげてる文章とか、見当外れの突込みばっかりで日本海溝どころか水面下に入る事も一瞬もなかったわ。

 あのね、そもそも、あのサイトとは最初からボタンの掛け違いがあったんよね。

 本の内容が問題ないものであれば献本OKだけど、もしそうでなければ、まず本を一冊送りつけ審査をされる、ということだったので、僕はサイトに対して、この本の内容が問題ないことを示すために本の内容を書きまくってんね。
 もちろんオリンピックの事も書いたし、どこにも書いてない売り込みの文章を書きまくったんよ。
 もちろん、言葉は丁寧語で、読者向けのPR文なんかと違う文体で連ねた。
 だって、サイトに対しての宣伝文やねんもん、ネタバレも書きまくった。

 どこにも書いてない「サクセスストーリー」なんて言葉も使った。
 萌空の成長を縦糸に、父親との再会や友人行板との絆の深まりを横糸に織り上げたハートフルストーリー、なんて歯の浮くようなくさい宣伝文句も書いた。

 ところがね、このサイト、あろうことか、僕の書いたすべての文章を、そのままコピペして何百人の全会員にメールしてまいよったんよ。
 だいたい「よろしくお願いします」が頻繁に出てくる長文をそのまま、会員全員に配信するって可笑しいって思わへんねやろか?(>_<)

 もう最悪やん(>_<)
 僕は「オリンピック」ってワードを隠すために目次を無しにしようかと悩んだぐらいやねんで。
 それが、オリンピックどころか粗筋まで、読まれてしまってるんやから、もう無茶苦茶やん(>_<)

 もちろん、サイトに抗議したよ。
 するとサイトは、次回からは、公開することを献本者さんに明確に分かるようにする、ってことやった。
 そんなん言われても、僕は出版社と違って、一個人で、一生に一冊の本やねんから「次回は善処する」みたいな事を言われても、しゃぁないやん。

 まぁ、そんなわけで、具体的な事は、もう忘れてきたけど、サクセスストーリーだというから読んだが、サクセスストーリーちゃうやろ!みたいな事を言う人とか、とにかく、いろんな先入観を持って読まれてしまったんよ。

 あのサイトは、僕から高い手数料まで取って、僕の本を無茶苦茶にしちゃったんよ。





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最終更新日  2015年06月04日 02時03分46秒
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