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カテゴリ:時事問題・テレビ
この不況の時代に価格が高いと感じているキャベツを価格調整の為に捨てるという行為はどういう神経か? ニュース記事(YOMIURI ON LINE) キャベツの卸値70円は死守のようです。 これを下回ると赤字なのでしょう。 ところでどうしてキャベツがこんなに高い? 安くキャベツキャンペーンでもしてくれればキャベツの利用頻度も上がるのではないだろうか? それを期待して豊作の年は一度だけ時期を見た週末に市場と提携して格安で販売し キャベツ祭りで馬鹿馬鹿しく盛り上がっても良いような気がする。 なにはともあれ何があっても卸値が70円を下らないよう調整しているので 日本産キャベツの値段は1玉140円を下ることはありません。 最近、輸入量が増えた中国産のキャベツもあまり値が下がると それなりの処置が取られることになるでしょう。
捨てるといっても土に戻すわけでそれなりの利用はしているわけですが、 土に埋めすぎても土が腐ってしまう。 このキャベツを使って経済効果を計ることは農家だけに視点を絞らなければ 多種多様に存在しえると思うのです。 本来なら割が合わない宅配でのキャベツ輸送。 キャベツ1玉の送料は普通に1000円程度。 150円前後のキャベツが1000円では誰も買わない。 ダンボールに詰めたらどうなるか? 今回捨てられたキャベツの出荷先は関東なので160サイズを群馬から関東に配送すると1790円。 これで1玉約800円のキャベツになった。 まだ、650円ほど高い。 宅配業者のサービスで持ち込みは100円引きになる。 更に複数口減額というものもある。 これでダンボール一つに付き200円安くなる。 しかし、まだ450円高い。 ここに消費者が450円分に見合う何かをいれて出荷すれば良いのだ。 さて、なにがいいか? 体積は自由が利いて質量の少ないものが良い。 う~ん、限定のキャベツフィギュアでも入れるか。 特製キャベツ畑人形でもいいや。 これで、キャベツが2個入った2000円の商品(送料込み)が出来上がり。 価格的にも苦しい設定だが、これでどんな経済効果があるかというと ・食べ物を大切にするという教育費の節約 ・フィギュアの売り上げ ・産地のキャベツアピール ・各種人件費 ・運送業の利益 など苦労した割りに利益が上がらないこの計画、 実はこういうことが経済の活性化に繋がるのです。 一番の当事者キャベツ農家はこれらの作業に携わった人々から お礼と恩を貰います。 日本産キャベツの支持が上がるでしょう。 大変な割りに効果が薄そうな案をここに提示しましたが、 豊作は祭りで祝おう! そういう思いは捨て切れません。
今回の件で浅間山の噴火での被害も補助金でなんとかなることがわかり、 現地農家への同情はありません。 台風被害の一般民家のほうが深刻だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 2, 2004 07:44:01 PM
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