「GeForce ７９００ GS」というのはパソコンの画面をディスプレイに表示させる機能を担当するビデオカードというパソコンの部品。

この「GeForce ７９００ GS」の登場はあらゆる視点から今は購入を控えるという時期を窺わせる。
しかもその購入を控える時期の壁があと数日で取り除かれるということでもある。

この「GeForce ７９００ GS」は省電力で高性能の割りに安価で登場するタイプのビデオカードのシリーズ。
節電を含めて考えると早めに装備したい人は、価格が安くなるのを待つのなんてとんでもない一品。
発売されるだけで嬉しいはず。
市場も売れ残りを防ぐ為に品薄気味に流通させるだろう。

しかし、「GeForce ７９００ GS」の登場によって下位機種の値下げが誘発する。
これによって現在でも評価が高くそんなに高くないかもしれない「GeForce ７６００ GT」が１万円ちょっとで買えるようになるという予測が出てる。

ビデオカードが１万円ちょっとといっても購入を考えていなかった人は良く分からないと思う。
俺も調べ始めるまで何がどのくらいの価格なのか分からなかった。

約３年前に購入した今のパソコンについてるのが「GeForce FX ５７００」。
これも当時は１万円くらいする品物だった。
これの後継機として今は、「GeForce ６２００」が約８０００円で売られている。

「GeForce FX ５７００」は今は売られていない。
他の機種が安価で性能も良いので製造するメリットが無い。
３年前の機種というのはそういうものである。
そして、この「GeForce FX ５７００」は失敗作だったということでもある。

３年前の失敗作と同等品として発売されている「GeForce ６２００」が約８０００円。
そして、今なら高性能として搭載されている「GeForce ７６００ GT」がもう少しで１万円ちょっとになるという噂・・・。

あと５千円を足すだけで３年前に搭載されてなかった技術が搭載されているなら５千円足して買った品を３年使った方が良いだろう。
発売されてから時が経ち安くなるがゆえに何が良い製品かも判断しやすい。
しかし、省電力といっても３年前に１万円くらいした「GeForce FX ５７００」に比べたら電力を必要とする機種になってる。
それだけ高性能な機種でもあるということでもある。

問題は「GeForce ７９００ GS」の出現により安価になる「GeForce ７６００ GT」を買って搭載するには電源ユニットのパワーが足りている確認しなくてはいけない。
ここ最近買われたパソコンなら多分足りているだろう。
しかし、３年前に予算１０万円で買ったパソコンは低位機種のパーツで構成されてる。

つまり、「GeForce ７６００ GT」を買うなら「１万円ちょっと+電源ユニット」が必要になる。
問題なく動作させるために必要な実際の出費は５千円を出すだけではないのだった。

電源ユニットもこの際に静穏化で良質の製品を選ぶと１万円の出費が必要になる。