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僕の家族は、僕の宝物なんだ! 非常に個人的なインタビューにおいて、ジョニーデップは「海賊キャプテンジャックスパロウ」を演じる事が、最終的に彼が「生きたい理由」を見つけるのを手助けした経緯が分かるような気がする。私が初めてジョニーデップに会った時、彼は確かではなかった・・・(興行上においても) 不思議な事に、とげとげしく、そして暗く、奇妙にゴシックに引き付けられた部外者・・・ 悲しい目のエドワード・シザーハンズ、服装倒錯者ディレクターエドウッド、ブロウの麻薬ディーラー。 彼はホテルの部屋を破壊させた事もあった。 パパラッチが、彼のガールフレンド、ヴァネッサ・パラディの妊娠しているおなかのショットを狙い、ロンドンのMirabelleレストランの外に潜んでいた時、木材で彼らをぶん殴った事もあった。 すべてを変えたのは、その妊娠している事実だった。それは、地震のシフトを引き起こしたようにも思える。 デップは父親になり、彼は人になった。彼がいつもそう望んでいた事だ。 穏やかで、幸福で、情愛深く愛されてるようだ。 そしてまた彼の最も象徴的な役で現れた。そう、あのジャック・スパロウ。 超大作三部作「Pirates of tha Caribbean:At World's End」が公開される。 彼が作り出したキャラクターは、キース・リチャーズと、漫画スカンクセクシーな女性ペペ・ル・ピューからのインスピレーションを受けたと言われている。 ひどいというよりむしろ悪戯、全てがきらめく金歯と完璧過ぎるほどのキャンプ。 ロサンゼルスのホテルの部屋で会うと、デップのカリスマ性と金歯はとても輝いていた。彼は海賊のためにまだ数場面を撮影するとの事、そしてその金歯はまだつけられたままであったが、それはまるで彼に属しているかのように自然に見えた。 ジョニーデップ(男)は、ジャックスパロウ(性格)と結合したかのように思える。 彼はもはや惨めでなく、暗くもなく、薬で冒されてもいない。 彼は聡明で、活発で、子供たちにもフレンドリーだ。 ジャックスパロウは、最も大きな贈り物だった。 部外者だった頃のデップを思い出すのは難しいくらいだ。 今日の彼は、いつもの眼鏡とぼろぼろのフェルトのトリルビーを被っている。 彼は何年も前の陰気なデップではなく、とても温かく快適な男性に見える。 5年前、海賊を演じる事になった時の事を、彼はこう言う。 『僕は、小切手を切るディズニーと人々から多くの情熱を受け取ったんだ、しかし僕は、僕自身正当な方向へと源を発しているのを強く感じていた。キャプテン・ジャックに関して僕の意見は、「彼が誰であるべきなのか」と言う事だけだったんだ。』 当初、ディズニーのお偉いさん方にしかめっ面をされながらも、彼は彼のやるべき事を自分の意のままに突き進んで行った。それが正解であった。 POTC1は、10億ドル以上の利益を上げ、史上で最も大きいフィルムの1つになった。 伝えられるところによると、彼はPOTC2を、3700万ドルでサインした。 商業的にヒットしている映画は批評家の称賛を集めて、滅多にオスカーにノミネートされないのだが、彼はジャック・スパロウを演じ、オスカーにノミネートされた。 その後、ネバーランドでJ・バリーを、バートン監督のCATCFでウィリー・ウォンカを演じ、彼は映画界になくてはならない存在になった。 中略・・・ デップは、彼の娘リリー・ローズの誕生についてこう言った。 『かつてないほどの最も素晴らしい唯一の事が起きた・・・それが今まで僕に起こった唯一のものだと感じる。 僕は娘に生命を与える手伝いをしただけ、そして僕は、彼女が僕に生命を与えたのを強く感じるんだ。 突然、僕自身の「生きる理由」に出会うんだ、そして将来もだよ。それはまるで僕の「出生」のようでもあった。僕はその日、生まれ変わったんだ。』 とてもドラマティックな言葉である、彼はささやくような声で話す。 『僕は今まで立ち止まる事が出来なかった、僕は飲むのを辞めたんだ。』 『今の僕にはオンに耐える「堅実な基盤」があるんだ。』 彼が彼の子供、7歳のリリー・ローズ、5歳のジャックの事を話す時、彼の目は今まで以上に輝くのがわかる。 『彼らのおかげで、僕は幸福なんだ。』 『とてもシンプルだよ、楽しいんだ、おもちゃの小さい車で猛スピードで遊ぶか、またバービー人形で一緒にいろんな馬鹿げた話で楽しんだり。僕や息子がピーナッツバターから離れられなくなったりしてね。』 そして彼の最愛のリリー・ローズが病魔に冒されロンドンの病院へ入院した時、9日間枕元で付っきりの看病をした事について話してくれた。 『それは本当に、僕たちはものすごい恐怖を味わったんだ。それはとても複雑な傷を心に負ったような感じだった。しかし、彼女は美しくそれを切り抜けてくれた、そして、彼女は現在、以前の彼女と同じくらい健康だよ。』 彼は、共演者キーラ・ナイトリーとのスクリーンキスでさえ、彼を動揺させたように、ヴァネッサを深く愛している。 彼は、他の誰も決して愛することが出来なくなったと言う。 1998年のフランスで、デップはパラディに出逢った。 そして、その人を、彼はいじらしいほどに「マイ・ガール」と呼ぶ。 おかしく聞こえるが、親愛そのものが込められているこの呼び方を使う事が出来る世界にただ一人の男なのである。 彼は、ロマンポランスキー監督の映画「Ninth Gate」を撮影していた。 それは、瞬時の接触のひとつひとつだった。 『あの時の感覚が今もある。僕はあの時、それが何であったかについて上手く説明できないんだ。しかし、僕がヴァネッサに逢った時、僕にはその感覚を覚えたんだ。僕は部屋の向こうで彼女に逢ったんだ。そして僕は考えた、今、何が僕に起こっているのかって。 僕には、彼女がどれほど素晴らしい人なのか、そして、彼女がどれくらい偉大な母であるかを知る由がなかった。 僕は、僕が欲しかった最もいやな事が関係であると思ったのを覚えている。 それは、逃れるのが不可能だった。』 パラディは「Joe Le Taxi」によるヒットがあり、14歳からポップスターであるという経歴にもかかわらず、非常に安定した、賢明な女性だった。 角ばった頬骨と大きい目が、彼女をまだ魅力的なロリータに見る事が出来る。 彼女は、現在33、いつも母になりたかったと言っていた、そして、彼女は子供を抱いている姿が幸福以外の何ものでもない。 そして、私たちを木材とパパラッチのその話に戻す。 デップは、後悔しているようにも見えない。 『僕はヤツらに言ったんだ、「君たちはいったいどんな写真を欲しがっているんだ?しかし、君たちには絶対出来ない!僕は今夜、その「目新しい商品」になるつもりはないんだ!」ってね。』 『ヤツらは下品でこう言った、「我々は、どんな事をしてでも写真を撮るつもりさ!」ってね。』 『ヴァネッサは車に乗った、そしたら、ヤツらは車のドアーを引っぱり、開けようとしていたんだ。大量の木材がそこにあったので、僕はそれをつかんで、車のドアーを開けようとしていたヤツの手を叩いたんだ。』 ジョニーは、ケンタッキー州・オーエンズバロで生まれて、幼年期は渡り歩いたようだ。 家族はフロリダへ引っ越し、モーテルや家を12回以上、引っ越した。 彼の高校キャリアはカラフルだった、一度停学になった事もある。 そして、15歳でドロップ・アウトした。 『僕は、僕の回りに続いていた全てのものに混乱していたのかもしれない。 僕は常に、どうしてなのかと「理由」を知りたかった、それは本当に先生を悩ませていた。』 その年に、彼の両親は離婚した。 『僕は、僕自身の元を去る準備が出来ていた、その後まもなくそうした。 それは様々な事から解き放たれたのかもしれない。 だけど一方で、母は過激な変化に対応出来ず、彼女は具合が悪くなってしまった。 子供は母に真っすぐでなくてはならない。彼女の世話をしなければならなかった。 彼女が大丈夫だと言うまで、確認しなければならなかった。 僕が子供として、離婚している両親が悪いんだと感じる少しの時間もなかったほどだ。 家族を失った事を嘆く少しの時間もその時なかったように覚えている。』 そして今、彼は、彼が長い間恋しかった家族を見つけた。 彼は、ロサンゼルスとフランス南部にベースを持つが、 母親のために、彼のハリウッドヒルズの家の隣家を買ったのだと言う。 幼い頃に失われたもの・・・今は何でも完璧である。 デップは子供の頃、彼がフロリダのディズニーワールドの「Pirates Of The Caribbean」のライドに乗るのが好きだったと言う。 現在彼は、また、彼の子供をそこへ連れて行って楽しんでいる。 一方、パイレーツ映画で、彼の性格は、より多くのアーチになった。 「At World's End」は、素晴らしい向こう見ずの場面を特徴とする。 そしてよりコミカルで、これまでより、素早しっこいキャプテンジャック。 彼そのものに思える。 何故か、キャプテンジャックとジョニーデップは一緒に成長し続けるよう思える。 そして、おそらく彼らはまだ、互いを手放す準備が出来ていないように思えてならない。 Daily Mail By CHRISSY ILLEY - 18th May 2007 ◆◆追記~!! これは、5月、AWEが公開される間近のインタビュー記事です。 今、これを取り上げるのも変かとも思いましたが、ここ最近、囁かれているジョニーとヴァネの結婚式の噂(7月中に、あのジプシー・ウエディングを挙げるのではないか!)に対して、皆さん、ファン心理として複雑な心境ではないかと思います。 でも、ヴァネと出逢い、二人の子供を授かり、幸せな生活を送っているジョニーに、 ファンの一人として、心から祝福したい、私はそのように思います。 ワケワカメな和訳ではありますが、 ジョニーの心理、ニュアンスとして感じ取っていただけたらと思います。 ボチッ!お願いします、応援よろしくお願いします~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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