カテゴリ:社内コミュニケーション
上記のメリットの中で筆頭に挙げた、コスト削減について少し掘り下げてみましょう。
ITの世界は日進月歩の勢いで発展を続けています。 新しいソフトウェアやハ―ドウェアが、数ヶ月単位で発売され、また古いものはすぐに陳腐化するという技術競争が見られるのですが、その中でコスト削減効果の大きいものとはどういうものでしょうか。 企業活動の中では、当然いろいろなコストが発生しますが。 人件費、設備投資費、交通費、通信費など、枚挙にいとまがありません。 人件費が相当な割合を占めていることは否定できませんが、このコストについては、企業それぞれによって異なります。 一概に削減するやり方を述べることはできませんが、当然ルーチンワークをできるだけ自動化するということで、人権費を削減することは可能になります。 今まで、手計算で数人かけてやっていたものを、ITで自動計算するようにすれば、余分な人件費をかけなくてすむわけです。 アシスタントや庶務の仕事も、社内ポータルを充実させることで、今までなら4~5名に1人アシスタントがいたのが、20名に1人になった例もあります。 社内ポータルとは、会社の情報を集めたサイトで、従業員がそこを見ることで、いろいろな情報や社内ニュース、申請書などを得ることができるものです。 最近この社内ポータルを構築する企業が増えてきています。 重要なことは、人に教えてもらうことでしかわからなかったような暗黙知を、できるだけ文書化して、情報共有を図っていくことです。 人権費の削減については、絶え間ない業務プロセスの見直しが必要だと言えるでしょう。 なにも人件費だけに限りませんが、いかに無駄を行っているか、改善できるところはないか、など、常にプロセスの見直しを現場レベルで行う必要があります。 経営者に必要なのは、その機能を組織に植え込むことです。社員全員でコスト削減に取り組むこと、それをシステムとして社内に植え込む経営者の姿勢こそが会社一丸となってコスト削減を行えるキーポイントです。 と言っても、コストを削減できる範囲は非常に広範なものになります。その中から、IT環境の見直しをすることで、コスト削減が可能なものを挙げていきたいと思います。 城下町けんぞう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.21 17:19:27
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