|
カテゴリ:生活の錆び
昨日はビデオ見ましたよ。
アニメです。「鉄コン筋クリート」ってアニメ。 浮浪児二人の物語ですが、シロとクロって名前の浮浪児が天使と悪魔の役回りでした。古典的なパターンだけど登場人物がいろいろ魅力的でしたね。 特に敵役で出演のヤクザのネズミって男が魅力的でした。 最後は可愛がってた子分に裏切られて殺されるのですが、死に際がカッコよすぎでした。(この子分も最後に改心して組織を裏切ったので殺されます。) 路地裏で撃たれて死ぬのですが、潔い死に方でした。 あれですってね~ヤクザも拉致られて車で山に運ばれて自分の埋まる穴を掘らされるって時には人間性がモロに出るそうですよ! 死ぬのは嫌だ~って泣き叫ぶのでボコボコにしないと埋めれないヤクザもいれば、潮時だなって言って自分で墓穴掘って死んでいくヤクザまで、その地位に関係なくいろいろらしいです。 ネズミの死に方は後者でしたね。古い時代のヤクザですね。 日本のアニメはやっぱり良いです。世界に誇れますね! まだ見てない人にはお薦めします。 今日の話題はこれ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <救急車事故>搬送中の妊婦流産 大阪 [ 08月29日 11時48分 ] 毎日新聞社 29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、妊娠中の奈良県橿原市の女性(36)を搬送中の救急車と軽乗用車が出合い頭に接触した。搬送先の高槻市の病院で、胎児の死亡が確認された。女性は119番から車中で約1時間半も受け入れ先が決まらず、橿原市から約41キロも離れた高槻市の病院へ運ばれる途中だった。昨年8月には、奈良県の妊婦が転送先が見つからずに容体を悪化させて死亡しており、救急体制の不備が浮き彫りになった。 府警高槻署の調べでは、軽乗用車は大阪府茨木市の自営業の男性(51)が運転。他にけが人はなかった。同署は、事故と流産の関連を捜査している。 女性は同日午前2時44分ごろ、橿原市内のスーパーマーケットで買い物中、「下腹部が痛い」と訴え、同居の男性を介して119番通報した。奈良県の橿原消防署(中和広域消防組合)の救急隊員は同県立医科大に受け入れを要請したが、「手術中のため不可能」と回答された。このため、同消防署は大阪府内の産婦人科などに要請したがいずれも「処置中」などを理由に断られ、10施設目(連絡は延べ12回目)の高槻市の病院に決まったのは同4時19分だった。かかりつけの医者はいなかったらしい。 高槻市消防本部によると、女性は妊娠20週目だったとみられるという。 橿原消防署などによると、女性は搬送中の午前5時ごろ、救急車内で破水を起し、その約10分後に事故に巻き込まれた。病院に着いたのは、通報から約3時間後の同5時46分だった。 同消防署予防課は「事故による容体の変化は見られなかった。流産との関連は警察の捜査に委ねたい」と話している。 昨年8月には、奈良県の大淀町立大淀病院で、分娩(ぶんべん)中に意識不明になった妊婦が転送を同県と大阪府内の19病院に断られた末、約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)に運ばれ、約1週間後に死亡した。これを受け、国は今年度中に、総合周産期母子医療センターを整備することとしていたが、奈良県など4県で困難な状況に陥っている。 奈良県では、緊急に高度な治療を要する妊婦を県外の病院に転送する比率が、04年で約37%に上り、全国最悪のレベルだった。母体・胎児の集中治療管理室(MFICU)を備えている病院も、県立医科大学付属病院(橿原市)と県立奈良病院(奈良市)の2カ所だけ。 奈良県は未整備だった「総合周産期母子医療センター」を来年5月に設置。母体や新生児の救急搬送に対応する予定だった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山形県や奈良県や宮崎県には「総合周産期母子医療センター」がないので、お気の毒ですが、地域間の格差で不運に見舞われます。 救急車を呼んでも搬送先が70Km先って何?救急車の意味ないよね。お気の毒。 急激な産婦人科医師の不足ってのもお気の毒。 産婦人科医師は少子化の為に将来性がないのと激務と、訴訟リスクの高まりで誰もなりたくないようです。 ま~小児科医師も同じですが! 数が少ないから仕事はどんどん忙しくなるし、疲れた身体で医療をするから医療ミスをしやすくなるし、すると訴訟されるし、まさしくマイナスのスパイラルですね。お気の毒。 国は地方でなんとかしろよ~って知らん顔だし。 一方で看護師が出産で処置をしたら医師法違反とかなんとか法とかで処罰しちゃうので、どこの産婦人科や総合病院も助産師の確保に一生懸命ですが、自宅出産から病院出産に方向転換しちゃった頃から助産師は数が少ないって現実があるし。お気の毒。 悪い材料ばかりでして、奈良県の方は下手に妊娠しない方が良いかも? 妊婦は出産まで医療環境の整った他県に疎開するって手はありますね。 いっそのこと集中出産センターを国が作って手厚く看護してくれるとありがたいですがお金がないっすよね。 医療僻地って怖いっすね! マイケル・ムーア監督の「シッコ」ってドキュメンタリーを見たいものです。 日本も金で命を買う日が近いっすね。 えっ?もうなってるの? そうだったのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月30日 09時35分23秒
コメント(0) | コメントを書く
[生活の錆び] カテゴリの最新記事
|