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カテゴリ:おいしいもののおはなし
スペインで買う本といったら インテリアや料理、旅行の雑誌か、レシピ本。 日本の雑誌のようにお料理も、インテリアも、手作りも、 映画も、音楽も、旅も、 ちょっとずつ入ってる様な素敵な雑誌にはまだ巡り会えていません。 お料理のレシピ本は最近になって 外国の翻訳物で、綺麗な写真がたくさんあって、 しかもいろんな国のレシピが載っている本が出てくるようになりました。 あたしが好きで集めているシリーズは スピードメニュー、デザート、野菜のメニュー、お魚のメニュー、などなど テーマごとに分かれたレシピ本で、MADRIDに行く度に買ってましたが、 最近サンセバでも見かけるように。 今日はレシピ本がわりと充実している本屋さんに行ったので 色々と物色することに。 フランスの巨匠、アラン・デュカスの新しい本は お料理のとデザートの。 タウンページみたいに重くて分厚い。 ル・コルドン・ブルーのお菓子作りの基本の本も発見。 そしてどうしても欲しくなってしまったのが、 フランスのお菓子界の巨匠、ピエール・エルメの本。 フランス語で書かれていて、105ユーロ。 やっぱりこれも分厚くてどっしり。 どのケーキも溜息が出ちゃうほど美しく、 見ているだけで幸せな気分になりそうな本。 自分のこれからのために、一生物の本になる、と思えば 105ユーロも高くはないはず。 とは思ったものの、あと1歩が踏み切れず、今日は断念。 こういう買い物って、本当に必要な時が必ず来るはず。 今のあたしにはまだちょっと早いかな、って。 でも心はすでにお買い物気分だったので 以前から気になっていた1冊のレシピ本を購入。 COMPRAR COCINAR COMER というタイトルのこの本は、 いくつかの素材についてまず説明書きがされていて、 そのあとにレシピが来るというもの。 こっちでお肉を買う時って、 日本のように鶏もも肉から揚げ用、とか、牛ばら肉薄切り、 なんて丁寧にパックされてない。 鶏のもも肉なんて自分で皮をはいで、骨をとって、なんてのは当たり前だし、 買うときにこういう風に調理したいから、こういう風に切って、 といった風にいちいち説明しなくちゃならない。 だからこの本のお肉のページで説明されている、 各部位の調理法方なんかが今のあたしにはすごく役立つんじゃないかなぁって。 著者はインドで生まれて、年少時代をイギリス、サウジアラビアで過ごした女性。 その後インド、中国、オーストラリア、イギリスなどで働いているので、 彼女のレシピはまさにインターナショナル。 たった1冊の本がお腹も心も満たしてくれるなんて、 本って本当に安い、いい買い物だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.22 04:44:22
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