1月の読書記録(2014)
2014年1月の読書メーター読んだ本の数:14冊読んだページ数:4206ページナイス数:62ナイス風の影 (下) (集英社文庫)の感想「誰かが私たちのことを覚えているかぎり、私たちは生き続ける」読了日:1月3日 著者:カルロス・ルイス・サフォンキャッチャー・イン・ザ・トイレット! (双葉文庫)読了日:1月4日 著者:伊瀬勝良雀蜂 (角川ホラー文庫)の感想うーん。読了日:1月5日 著者:貴志祐介あの壁までの感想本書は、「現代史」の闇という亡霊が描かれているだけでなく、日本のファシズム化に警鐘を鳴らしている。読了日:1月10日 著者:黄英治(ファン・ヨンチ)金子光晴;小野十三郎;村野四郎;北川冬彦 (少年少女のための日本名詩選集)の感想時代を予言した詩人たちの、ことばの難解さよ。しかし、それは「分からない」ということでは決してないのだ。読了日:1月10日 著者:金子光晴,村野四郎,小野十三郎,北川冬彦さよなら渓谷 (新潮文庫)読了日:1月13日 著者:吉田修一白いメリーさんの感想17年ぶりの再読。らもさんは「白髪急行」に乗ってしまい、別の世界へと旅立ったのだ。読了日:1月14日 著者:中島らも茨木のり子集 言の葉〈2〉の感想「文は人なり」とはよく言ったものだ。読了日:1月16日 著者:茨木のり子生まれいずる悩み カインの末裔読了日:1月19日 著者:有島武郎ピアノ弾き乱入元年の感想約30年前に出たこのエッセイに登場する筒井康隆、星新一、日高敏隆、タモリの宴会での様子が懐かしく感じられるのは、なぜだろう。読了日:1月20日 著者:山下洋輔さかだち日記の感想中島らもの「酒断ち日記」。創作の傍ら、演劇に収録にバンド活動に海外取材と、目が回るような多忙の日々。他人の日記を読むのが、どうしてこんなに楽しいのか。読了日:1月22日 著者:中島らも不祥事 (講談社文庫)の感想これも「半沢直樹」に次いでドラマ化されたら、流行るだろうなーって思って読んでいたら、ドラマ化決定のニュースが・・・予想的中!読了日:1月24日 著者:池井戸潤血と骨の感想在日朝鮮人の凄絶な歴史を辿っていくのも良し、暗黒小説として読んでも良し。父と子、男と女の物語。初頁からラストまで圧倒されっ放しだった。「血は母より骨は父より受け継ぎ、死しても骨は残る」。「血と骨」は小説の形として残った。読了日:1月29日 著者:梁石日SOSの猿 (中公文庫)の感想世の伊坂ファンが、「SOSの猿」の単行本を読んで、「いつもと違う、難解で馴染みにくい」と非難し、文庫版を再読して「ずいぶん読みやすくなった。面白い!」と嘯いた。私はそうは思わない。どちらも面白いし、どちらも伊坂作品なのだ。結局の所、私たちは「伊坂幸太郎の手のひらの上で踊らされている」に過ぎないのだ。読了日:1月31日 著者:伊坂幸太郎読書メーター