「将軍の息子」のパク・サンミン
「将軍の息子」 1990年「将軍の息子 2」1991年「将軍の息子 3」1992年 任侠アクション映画というジャンルですね。日本映画では、このジャンルはスルーです。「仁義なき戦い」も「極道の妻たち」も見たことがありません。今回見ようと思ったのは、ひとえに、イム・グォンテク監督作品で有名な作品だからです。それ以外の予備知識なかったんですけど実在の人物、金斗漢の映画なんですね。世界史ぜんぜん勉強しなかったんでよくわかりませんがなんとなく見覚えのある名前。日帝時代に独立運動で活躍した金将軍の息子で、18歳でヤクザの親分になり、30代で政治家にもなったという金斗漢。ドラマ「野人時代」もこの人の半生なんですって。映画「将軍の息子」3部作では日本のヤクザ林組との対立が描かれています。金斗漢を演じているのがパク・サンミン。この人を、初めてみたのは「愛の群像」のジェホの友達ソック役だったのでおとぼけキャラの人だとばっかり思っていたんですけど将軍の息子が当たりすぎて、こわもてイメージ固定しちゃった俳優さんなんですって。そういえば「若者のひなた」でもアウトローな弟の役をしていましたっけ。でも、顔は可愛い感じですよね。サザンの桑田さんみたいで。つまり、長門裕之さんにも似てるってことですが。最近(といっても2,3年前かな)では映画「チューブ」に出演。「チューブ」まだ見てないんだなあ。地下鉄テロの映画だったっけ?ぺ・ドゥナが出てるから見ようとは思ってたんだけど。「将軍の息子」に話を戻すと、日本のヤクザ林は、テファオッパ=シン・ヒョンジュン。日本語かなり頑張ってます。キム・スンウも出てました。ホテリアの総支配人ね。若くてかっこよかったです。映画としてはどうかな?1990年から3年続けて、続編が出来てるし、興行的にも記録的だったそうなので、ヤクザ物好きな人は好きなんでしょうね。実際、これで韓国映画が好きになったという人も多いみたい。私はヤクザの抗争より、当時の満州の様子など、風俗のほうが興味深かったです。