中田英寿はカッコイイ。
今、「ニュースステーション」にて
彼の独占取材を放送していました。
客観的に物事、人、ひいては自分を見れる人だとは思っていましたが、
あれほどまでに自分を第三者的に見れるのは、
ある意味脅威。
基本的に人間とは自分に甘くなってしまうのは、自然の摂理ですから。
言っていました。
自分はアグレッシブな人間であり、
やっぱり“攻め”のほうが好きだし、
ディフェンスで体力を使うなら、
前目にいて、点をとるために使いたい と。
しかし、こうも言っていました。
でも、好きというのと
勝つためにやらなきゃいけないことは違う。
自分は負けずキライだから、
勝つためなら、ディフェンスもやる。 のだそうだ。
カッコイイと思ったのです。
純粋に勝つことだけを考えている。
彼の中にはこのシンプルな欲求しかないのだと思ったときに、
サッカーというスポーツが彼にとって
どんなに大切な存在であるかも
解った気がしました。
そして・・・
印象に残ったのは、
勝つことよりも、なによりも
まずは自分が楽しむこと。
楽しまなくちゃいいプレーは出ないし、
楽しんでいるからいいプレーができるのだと。
そう言っていた彼のコトバ。
思いました。モチロン日本代表には勝ってほしいですが、
選手には、何よりワールドカップを楽しんでほしい。
サッカーが好きで、プロに憧れ、
努力し、プロとなり、日本代表の座を獲得し、
世界と戦うチャンスを得た。
この努力はハンパではなく、
サッカーを純粋に楽しむ権利は当たり前のように
彼らに与えられるべきなのです。
日本代表のミナサン。
どうぞ、楽しいサッカーを