「ほどける とける」大島真寿美/著
数日間で体力を消耗したらしく、昨夜は頭痛が出て辛かったです。しんどい時は、休息が必要。そんな物語です。「ほどける とける」大島真寿美/著出版社/著者からの内容紹介泡のような日々は、ふわふわと。どうにも先が見えなくて、めんどくさくて、将来の夢もわからない……。高校を突発的に中退し、祖父が経営する銭湯を手伝う少女が、常連客との交流や淡い恋を経て、夢を見いだしていく。ほわほわとあたたかな物語。 ぐるぐる回るはずの生活の輪が「シカト」という級友の行為により、ぐるぐるがんじがらめになって「エイッ」と衝動的に高校辞めちゃいました。というところはなんだか解せないのですけどでも、そういう解決方法をとった事によってまた別のぐるぐるが渦巻いている・・・生活。結局「エイッ」と辞めても、変わったようで変わらない。だって、続いてるんだものね・・人生って。生活って。そんなぐるぐるでほどけなくなった生活がどうなって行くか?は物語を読んでみてください。とっても素敵な登場人物。みんなちょっと変わっているけど、愛すべき隣人であり、親族である。「どうするの?」って言葉にすると、心配なんてしないで~!!と思うけどまわりのみんなが、やっぱり貴方の事大切にしてるんだよ大事なんだよ~ってこと、分かる。じんわり、ほのぼのする、とっても素敵な本でした。大島さんの物語って可愛い。スキです。本がたまって来ました。やばいやばい・・・ではまた(^^v