「海を飛ぶ夢」を見て来ました。
見終わったあと、車を運転しながら映画のワンシーンを頭の中でくり返して、思わず、また涙が込み上げてくる・・・そんな映画でした。「海を飛ぶ夢」公式サイトファーストデーという事で1000円均一で映画が見れる今日。車は渋滞してるし、凄まじい人の数でしたが平日は16時~上映で、毎日一回しか放映してくれてないんでかなりあきらめてましたが、GW 中は午前中の放映になっていたので(それでも一日一回)旦那に無理言って行ってきました(^^アカデミー賞の時から、絶賛されていたのですが海を飛ぶシーンがどういう風に使われているのか知らなくて,前情報を出来るだけ頭に入れないようにしてよかったかも?話の筋は、「尊厳死」を望む主人公とその周りの人々の話でした。考えてみると「尊厳死」って難しいですよね。どこからどこまでが尊厳死なのか?そのボーダーラインも分かり辛いし・・・でも、そんな言葉とはうらはらに、この映画は愛と幸せに溢れてました。愛しているからこそ死なせたくない周囲の人々。だからこそ死にたい主人公。両方の立場の人たちの気持ちが痛い程分かるからこんなすばらしい映画になったんだと思います。主人公ラモンを演じるのはハビエル・バルデム。映画の中ではご老体のようでしたが、わたしと2歳しか変わらないの!!あの青年期のお姿が今現在の様子でしょうね~なんてハンサム♪そして、演技力のすごさには舌を巻いてしまいました。そのラモンのヒロイン役のフリアにベレン・エルダとても聡明な弁護士役にぴったりで、魅力的でした。そして、ラストの海辺でのシーン・・・・「生きる事」の意味について考えてしまいますね。登場人物全てが、いい味を出している役者さんで絶妙にブレンドされてました。そして、あの「空を飛ぶ」シーン映画館で見る事を選んで良かった!!心底思いました。画面に吸い込まれるってこういう感じですよね・・・・・ぜひご興味のある方は、映画館へ足を運んで下さい!!ではまた。