テーマ:ITC(5)
カテゴリ:コミュニケーション
8頭のトナカイにそりをひかせた太っちょのサンタクロースを登場したのは1823年。
( ゚_ノ゚)...ン? この前、英語の時間に、 How many reindeer(トナカイ)does Santa have ? の答えは、9頭。 1頭多い!! なんで? しかも、増えたのは、赤鼻のトナカイ。 その名もルドルフ。 ルドルフはどうして生まれたのでしょうか。 太っちょのサンタを登場させたムーアの時代から、100年後の事。 時は、ウォール街の株価が大暴落し、世界中が恐慌の嵐に見舞われている時でした。 シカゴの2部屋しかないアパートに、通販会社のコピーライターとして働いていたロバート・メイとその家族がいました。 つつましくも、幸せな生活をしていました。 娘のバーバラが2才になったある日、 最愛の妻、エヴリンが癌に倒れました。 ロバート(ボブ)・メイの少ない収入は、どんなに節約しても、治療費と薬代に消えていきました。 そんな生活が2年。 12月のある日、4歳になるバーバラが、 ロバートのひざに乗って、尋ねました。 「パパ。。。私のママは、どうしてみんなのママと同じじゃないの?」 それは、あどけない無垢な表情でした。 ロバートは、娘のバーバラの髪の毛を優しくなでながら、 娘の幸せも瀬戸際まで来ていると感じました。 『。。。。違い。。。。』 それは、ロバートが身にしみて知っていることでした。 幼い頃、彼は、体が弱く、痩せていました。 子どもというのは、残酷な事を無邪気することがあります。 彼の遊び友達は、彼がやせているのをからかい、泣かせて喜んでいました。 その友達の多くは大学に進み、良い仕事についていましたが、ロバートは、しがないコピーライター。 安月給で、治療費のために借金まみれ。 歳は、33になっていました。 ロバートは、娘の質問にどう答えていいのかわかりませんでした。 娘を胸に抱き寄せ、あやしながら、 『バーバラを喜ばせたい。。。』と願い、 話しはじめました。 ★。.:*:・'゚☆。.:*:・'゚ 。.:*:・'゚☆。.★。.:*:・'゚☆。.:*:・'゚ むかし、むかしね、 ルドルフっていうトナカイが居たんだ。 そのトナカイはね、世界でたった1頭しかいないトナカイでね、 大きな赤い鼻をしてたんだよ。 だから、あだ名は、『赤鼻のルドルフ』っていうんだ。 ルドルフはね、自分の鼻の事ですごく悩んでいたんだ。 他のトナカイたちは、彼を、そして、彼のお父さんやお母さん、兄弟達たちまで、笑い者にし、バカにしたんだよ。 「僕は、どうしてこんなにひどい鼻で生まれてきたの?」 ルドルフはそう言いながら、泣いていたんだ。 「でもね、」とロバートは続けました。 あるクリスマスイヴの日。 サンタさんが、トナカイを迎えに来たんだ。 ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン。。 クリスマスイヴに世界中を駆ける英雄のトナカイたちだ。 他のトナカイたちは、集まって、声援を送っていたんだよ。 でも、その夜、今までに見たこともないような霧が出てきたんだ。 サンタさんは、こんなに霧が深いと煙突を見つけることが出来ないとわかってたんだ。 そこに、突然、ルドルフが現れたんだよ。 しかも、彼の鼻は今までになくピカピカと光ってたんだ。 サンタさんは、すぐに「これだ!」って思ったんだよ。 ルドルフをそりの一番先頭に連れて行ったんだ。 その夜、ルドルフは、そりの先頭を走り、 サンタさんのそりを安全に先導したんだよ。 雨だって、霧だって、雪だって、吹雪だって、ルドルフを困らせなかった。 だって、ルドルフには、灯台のように光る鼻がついてるからね。 どんな煙突だって、家だって、見落とすことがなかったんだ。 そしてね、ルドルフは一番有名で、愛されるトナカイになったんだよ。 前は、大きな赤い鼻を恥ずかしがって隠していたけれど、 今では、みんなから、うらやましがられるようになったんだ。 サンタさんは、みんなに言ったんだよ。 「ルドルフのおかげ」だってね。 その日から、ルドルフは、平和で幸せに暮しているんだって。 ★。.:*:・'゚☆。.:*:・'゚ 。.:*:・'゚☆。.★。.:*:・'゚☆。.:* ロバートは、幼いバーバラに、 たとえ、形が変わっていても、 何かが違っていたとしても、 神様が創られた生き物は、 しばしば、他の者を幸せにする奇跡の力を 出すものなんだ。 この事を伝えたかったのです。 お父さんの話が終わると、バーバラは喜んで笑いました。 そして、毎晩、お父さんが寝てしまうまで、その話をせがんだのです。 ロバートは、この物語を、ムーアのように詩にし、 そして、自分で本の形にして、バーバラへのプレゼントに しようと思いました。 クリスマスプレゼントも買う余裕のないロバートにとって、それは、心のプレゼントでした。 バーバラが眠ってから、毎晩、ロバートは、真っ赤なお鼻のルドルフの話を詩にするために机に向かいました。 でも、それが出来上がる直前、 妻のエヴリンがこの世を去りました。 妻が良くなるという希望も断たれ、打ちのめされたロバート。 彼は独りぼっちで、涙の中で、この詩を完成させました。 クリスマスの朝に、お手製の本をもらったバーバラは大喜びでした。 その後、ロバートは会社のパーティに来るように言われました。 ロバートは行きたくなかったのですが、 会社の組合が強く勧めたので、それに従いました。 ロバートは、余興として、その詩をみんなの前で読みました。 最初ざわついていた会場も、だんだんと静かになり、 ロバートが「真っ赤なお鼻のルドルフ」を読み終えると、 いっせいに大きな拍手が起こりました。 この物語は、その後、彼の会社から、1939年、240万冊 無料で配られました。 そうして、この物語は世界中に広がっていったのです。 最初、ロバートは版権を持っていなかったのです。 入ってくるお金も少しでしたが、 彼は、バーバラが、そして、他の何百万人という子供たちが『赤鼻のトナカイ(ルドルフ)』を愛してくれると言うだけで幸せでした。 このリサーチのきっかけになったニュース。 「サンタの居場所教えます 米軍、50回目の追跡作戦 」 【ワシントン19日共同】 サンタクロース追跡作戦の準備完了-。 米軍とカナダ軍が共同で運用する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD、米コロラド州)は19日までに、 サンタの行方を追う毎年恒例の仮想追跡ウェブサイトを開設した。 クリスマスイブの24日に、プレゼントを抱えたサンタがどこにいて、 これからどこへ向かうのか、リアルタイムで居場所が分かる地図をウェブ上に掲載する。 NORADは通常、北朝鮮などのミサイル発射探知や、北米の上空に侵入する航空機の監視を任務にしている。 探知に使う高性能レーダー、人工衛星などハイテク装備を駆使して、そりを引くトナカイの赤い鼻が発する赤外線で、サンタの居場所を特定する想定。 (共同通信) - 12月20日9時48分更新 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD、米コロラド州 私としては、軍ではなく、気象庁とかでやって欲しいと思いましたが。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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