カテゴリ:コミュニケーション
「今日は、行けません。
詳しくはお母さんから聞いてください。」 そんなメールが来た。 あわてて、家に電話をし、 お母さんと話した。 お母さんの話では、 先生が、何度言っても、言う事を聞かないて、反抗的な態度を取ったとのこと。 学校で、 副校長の授業中に、近くの子とおしゃべりしていて、 先生の逆鱗に触れたらしい。 生徒にうちに来るように言った。 生徒から直接、話を聞いた。 先生は急に生徒(中1)の所に来て、 制服の襟をつかみ、そのまま、彼をうつぶせに机に押し付けて、 「そのままにしてろ!」 と言ったらしい。 そうなんや・・・・・ 話している途中も、クラスの友達からは、 「アレは悪くないよ。みんなしゃべってたし。お前だけじゃないからな。」 とメールが来ていた。 私は、その中の一人と直接話しさせてもらった。 客観的に見ている子の話も必要だから。 教室でその子が見た事を聞いた。 「先生がいきなり○○のところに行って、力任せに彼を机の上に押し付けた。何が起こったのかわからなかった。あいつ、なにしたのかな。」という感じだったと言っていた。 ということは、クラスに迷惑になるくらい大声で話していたわけじゃなかったことになる。 生徒の話に戻ると、 その直後、生徒は、先生の手を振りのけて、教室から出た。 下駄箱まで来た時に、他の先生に呼び止められて、 態度が悪いと説教。 生徒が、 「口で言ってくれたらいいのに、いきなり服をひっぱられたのがわからない」 と言うと、「態度が悪い!」とさらにもめて、 学校に残るか、やめるか。 って話になっている。 私の感想。 子どもは、理不尽な事に抵抗する。 特に権力をかさに来た暴力には、謝らないことで抵抗する。 しゃべっていた相方には、お咎めなし。 二人でしゃべっていたのなら、二人に注意があるべきだろう。 生徒のお母さんは、平謝り。 でも、私は、子供の言い分もわかる。 学校こそ民主的であって欲しい。 口で説明できる忍耐と、技術を持って欲しい。 それを教えるところだと信じる。 明日、お父さんが学校に行かれることになった。 お父さんと話した。 「自分が悪かったら、ちゃんと、反省し、謝れる子だから、 これだけもめてるには、何かあるんだと思います。」 「先生の理不尽な態度に反抗するのは、思春期の子どもの普通の態度です。その点で、お子さんを守ってください。 子どもを守るのは親しかいないのですから。」 「○○君は、小学生低学年の時から知っていますが、 芯のある、優しくて力持ち、ガキ大将で、近頃まれに見る頼もしいお子さんです。」 と言うと、 お父さんの声が急に変わり、 「ほんまですか!?」 その声、うれしそうだった。 「そうなんですよ。お父さん。 あなたの息子さんは、 正義感が強く、少々気短ですが、 人の言う事を聞くだけの人間ではなく、 牙をもったトラか、ライオンです。 立派な大人になられます。 長い目で見てください。 彼は、小さな盆栽ではなく、大木に育ちます。 大きく世界に羽ばたいて行って欲しい子どもさんです。」 反省するところは反省する。 それは、人間として、教師も生徒も同じ。 どうか穏便な話し合いになりますように。 子どものいい芽を摘み取らず、大きく育てるように、 大人の知恵を集めて欲しい。 生徒は、 「俺、明日学校休もうかな。。」 私:「何言うてるの!自分が悪くないんだったら、 正々堂々と行きなさい! わかったね! 大事な時に、本人が逃げてどうするんや!」 生徒:「だって、『2階から、落とすぞ!』って先生もいる し、いきなりつかまれて、こかされて、床に押さえ つけられたこともあるし。。」 α~ (ー.ー") ンーー〈まだ、中学1年生。。) とにかく、注意を受けるときは、保護者の責任もあるので、 保護者同伴で注意を受けるように。 これは、お父さんにも学校にお願いするように頼んだ。 密室はあかんで。。 ほんま。 続きは放課後に書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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