毎日大変生活

昨夜、楽天のお友だち（にしちゃった♪）の萩乃さんたちの「モテ本」が届きました。



ちょうど高校生の授業で、
授業が終わってから、「モテ本」をみんなに見せました。

「俺、第１ページから、賛成や！」

「これは、ちょっとなぁ。。」

「付箋つけて、後で話そう！」

なんて、場が盛り上がりました。

「モテ本」研究会代表者が、お持ち帰り。
ちゃんと付箋を持ってです。(^_^)

同時にハルキさんの

同時に、「しあわせがしあわせをみつけてきた。」を机に出した。胸キュンの本です。

女の子たちは、

「涙がでる。。。」
「これ、買う。」
「写真がステキ！！」


と言ったっきり、顔を寄せ合って、
静かにページをめくっていた。

そして、お互いに好きな詩を言いあっていた。


こういう時間って、私、すごく好きです。
まるで、昔の囲炉裏端みたいです。





私の教室では、授業の後いろんな話が飛び出します。

英語を教える事は、
コミュニケーションをとる事を教える場でもあります。

自分を語れる人間になること。
人の話を聴き、心のキャッチボールが出来ること。

それが、国際人への第一歩だと思っています。
子ども達は、生き生きと勉強し、将来を語り、
悩み事を相談しています。

生徒達は、とても仲がいいので、他の友達に理解してもらえないこともあるのですが、
「親戚やねん♪」と言うと、大抵、納得してくれるそうです♪

子供たち。
ネバーランドから、大いに羽ばたいていってね。



ーーーーー
今日は、
「ライオンズクラブ全国ＳＡＫＵＲＡフォーラム」
に行ってきました。

「子どもへの虐待をどう防ぐか」
市田ひろみさんの話のあと、
パネルディスカッションがありました。

市田ひろみさんはテレビと同じでした。
（違ってたら、人違いですが。。。）
心に残るお話がありました。


民族衣装の収集のために、市田さんがアフガニスタンを訪れた時の話。


ホテル（と言っても、ドアの隙間からネコが出入りできるほど隙間があるホテルです）
そのホテルに、１１歳の男の子が働いていました。

市田：「学校に行ってるの？」
男の子：「行ってない」

市田：「貯めたお金、どうするの？
　　　　お菓子とか買うの？」
男の子：「うううん。お父さんが来るので、お父さんに渡す。」

市田：「どうして、お父さんに渡すの？」

その質問に、男の子は、
「う～～～～～～～ん。。。。」
としばらく考えた後で、
こう答えたのです。

「お父さんだから。」

市田さんは、

きっと、少年はお父さんがいくら働いても楽にならない。
でも、家族のために一生懸命働くお父さんを見て、
自分も早く大人になって、家族を助けたいと思ったのに
違いない。

無償の愛が家族。

そう感想を述べられました。

市田ひろみさんは今では、大活躍をしておられます。
でも、昭和４０年代。
テレビ出演は、大きな実りがあったと共に、
出る杭は打たれるで、いろんな誹謗をお受けになったそうです。

「どうしてあの人はあんな事言わはるんやろ」
と、家で泣いていると、
お母さんが、
「泣いたら、負けや」
と、いい続けられたそうです。

その時に、親が、
「かわいそうに・・・そんなに言われるなら、やめたら？」
と言っていたら、
今の自分はない。

もうダメだと思ったことが３回はあった。

自分の強い精神力は親が作ってくれた。


「負けたらあかんで。」
という言葉の裏には、
「親がついてるで」という事。

恨み節では幸せになれない。

子どもは教えてあげると何でもできる。
子どもに賢い生き方を教えなければいけない。

そんな話だった。


自分に照らし合わせた。

私が、お金が無く、食べ物も買えなかった時に、
父に泣きついた。

父は、
「子どももいるいい大人が、何を泣いているのだ。
親としての責任を果たせ。」
そう言って、私を追い返した。
追い返されましたね。。ほんとに。

冷たい親だと思った。

でも、

だから今の私が居る。

その言葉の裏に、今になって気づくけれど、
「親がついてるぞ！がんばれ！」
そう言っていた事がわかる。

市田さんの話に、自分を重ねるところがあった。

私は、子供が泣きついてきたときに、
そんな親になれるだろうか。

きっとなれる。
そして、子ども達は、その信頼に応えてくれる。
自分を信じ、子どもを信じて生きていこうと思った。

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