テーマ:ネバーランドの子ども達(15)
カテゴリ:英語
土曜日、教室に入ってくるなり、
「せんせ!見て!」 返ってきた答案を見せてくれました。 最高点89点、 彼女の点数89点。 同じやん!! 私:「これって、クラストップ?」 生徒:「何言うてるん先生。。学年最高点って書いてあるやん♪」 私:「ひえぇ~~~~~~~!」\(◎o◎)/! ほんと、信じられなかったですわ。 1年前、彼女はお母さんと一緒に来ました。 キレイなお母さんで、びっくりしました。 お母さんの印象が強くて、となりにいたはずの彼女の最初の姿を思い出せません。 (-________-;) ウッ・・・ 教室の椅子に座った時からは、鮮明に覚えています。( ̄^ ̄)V ブイ とにかく、うちの生徒たちのリアクションが・・・・ 私の教室に高校から入ってくる子は、めったにいないので、 先にいる子たちが、怪訝そう。。 生徒:「どうして、ここに来たン?」 (うちの生徒はとても素直に質問する。) 彼女:「英語の点が悪いから。」 (自分たちも悪いと思っているので、ピンと来ない・・) 生徒一同:「そうなんや。。どのくらい?」 ・・・・・しばらく沈黙が続く・・・ みんな彼女の答えを待っている雰囲気を強ぉ~~~くかもしだす・・・・ 彼女:「どうせ、わかるから、言うけどぉ!!20~30点!!」 生徒一同、悪い事を聞いてしまったというオーラをいっせいに出す・・・・ (うちの生徒達は、各自、それなりにトップクラスを目指しているなり・・・) ・・・・・・・ ・・・・・先ほどより長い沈黙・・・・・ ・・・・・・・・・ なんか、言わにゃ・・・・間がもたん・・・の時間・・・ ポツリ・・ 生徒A:「それ、困るな。。」 ・・・・・沈黙・・・・・ 生徒B:「大変やん。。」 ・・・・沈黙・・・・ 生徒一同:「そら、勉強せなあかんなぁ。。。」 ・・・・・・・全員、うなづく・・・・・ そこで、勉強開始。 勉強が始まると、彼女、「頭が、痛い。」と言い出す。。 生徒一同、どうりアクションしていいのか、わからない様子。。 私:「家に電話して、迎えに来てもらう?」 彼女:「いえ、がんばります。」 彼女のノートを見せてもらう。 きれ~~~~~~~~~~~い! まるで、芸術品のようなノート。 真面目にがんばっている様子がアリアリ。 中学入試から、全て、丸暗記でやってきたことがわかる。 中学まではいいけど、高校で、全て丸暗記は、無理。 中学校英語を取り混ぜながら、高校の授業もわかるように指導した。 丸暗記からイメージ記憶への変換が必要。 彼女の点数は徐々に平均点になっていた。 そこで、大胆な彼女は、「英語の道に進む♪」と言い出した。 「えぇ・・心理学ちゃうの?」 彼女はプライベイトレッスンに移り、英語一筋に賭ける。 「私!英語の先生になります!」 めちゃくちゃやん。。。。 あっけに取られたけど、 二人して、がんばるしかない。 とにかく、 「何でも、丸暗記、終わると全て忘れる。ど忘れ」パターンを脱出せねば!! てな訳で、汗あり、涙あり(これは、笑いすぎの涙と彼女は言う) 見事、学年トップになりにけり。 いや、ほんま、よかった。 ★昨日の彼女の言葉 「他の子は、予備校通って、必死で勉強してるねん。 そんで、私が、どこの塾に通ってるかこのごろ、よく聞かれるねん。 笑って、いっぱい話して、英語が出来るようになるなんて信じられる?」 私の言葉 「英語、勉強してるで!」 ★今まで来ている生徒が答えた言葉。 「あのな、ここの教室には、魔法があるねん。」 。。。そうかも。。。 私も、その不思議な力にびっくりすることがあります。 きっと、教室に、ステキな妖精がいるのでしょう。 だって、 うちの教室、独特の匂いがするらしいです。 「ネコのおしっ○の匂い?」って聞くと、 「ちゃう。」 ある子に寄ると、 BANK OF NEW ZEALAND の匂いがするらしい。。。。。 リンクしてどうするねん。。という感じですが、一応、雰囲気だけでも。。。 この匂いらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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