わからへんのはいやや!根っこを作る作業。
小学校1年生。字を読むことに興味も関心もなかった。でも、この頃、クラスの他の子たちが、3文字単語を自分の力で読むようになった。でも、自分は、全然読めない。基礎は出来ているので、ちゃんと意識すれば頭に入る所まできているのに、残念だなぁ。。横で、次々に読んでいく同じクラスの子達を横目で見ながら、「わからへ~~~~~ん!!」「わからへ~~~~~~~~~ん!!」と日本語で、身体をグニャグニャさせて言いまくっていた。そして、だんだんと態度が悪くなっていった。私は、彼には、小声で、基礎に戻り、教え続けた。そして、先週、ちょっと試しに、少し基礎のクラスのレッスンを受けてもらった。でも、そのクラスの子たちよりも読めない自分を発見。そして、今日。彼は基礎のクラスに来ないで、彼は元のクラスに戻ってきた。(うちの教室は、クラスレベルを決めるのは生徒。保護者と私は助言者)そして、なんと、ものすごく熱心に読むことに意欲的。わぁ、読めるようになっている!「やってきたねん!!」家で、必死でフォニックスジングルを練習して来たらしい。基礎の3文字単語。自分で読めるやん!!pen,top,dot,pig,bat,cat,ten,bed,dig,big,pet,tub,bug,cub,cap,pot,gum,tap,cup,bib,gun,dog,bag,deskなど。一週間で、3文字の単語が読めるようになった♪英語。派手みたいだけど、地道な、コツコツとした作業が基礎になる。期間にすると2年間。子ども達は、基礎力(input)を地中にたくましい根を張るようにいっぱいにし、そして、やっと他の人(お母さんとか・・)に見える地上に、大きく伸びていく。お母さんも辛抱が肝心。諦めないお母さんに感謝。私は、迎えに来られたT君のお母さんにお礼を言った。「自分の子どもだけ、わかってない!」と嘆いたり、怒ったり、無理やり教え込まずに、『悔しい!!自分でガンバるんや!』子どもから、そんな気持ちが出てくるまで、待っていて下さってありがとうございます。待つことが一番難しいのに、待ってくださってありがとうございます。教室を止めないで続けてくださってありがとうございます。『悔しさをバネに自分の力で乗り越えていく。』サイクルそれを自分の意志で練習し、がんばって出来るようになる→誉めてもらう→うれしい!→またがんばろう(^_^)vそうやって、人生の一番大切な事を学んでいる小学1年生。たくましく育っていくんだよ。私はうれしくて、シール奮発しちゃったよ♪