テーマ:楽器について♪(3648)
カテゴリ:ピアノ雑感
以前、あるオーケストラのヴァイオリン奏者が、「Sauber Spielen」について話してくれたことがある。日本語ではきれいに弾くという意味になる。
どういうことかと言えば、オケの本番で演奏した後は演奏技術に「狂い」のようなものが生じるらしい。それで、本番後はできるだけ時間をとってスケール練習などをして整えるとのことである。 話を聞いて、調律にも通じる面があると思った。 もちろん調律は狂ったピアノの調子を整えることに違いない。 しかし、調律師の「腕」も狂うことがある。 とくに忙しく大量のピアノを調律した後は間違いなく狂っているものだ。 僕も今週はかなり忙しかった。調律も多くしなければならなかった。 これでは当然腕に狂いがくるはずだ。それで今日は整音はやすんで、ゆっくり調律して、「自分の腕の調律」に専念した。 もちろんこんなことをすれば来週忙しくなるが、「急ぎ仕事、やっつけ仕事」に支配されてしまうと腕はさびつく。技術は自分のかけがえのない財産だから、これからも大切にしていきたいと思う。 経過時間 2月 15日 22時間 5分経過 吸った煙草 0本 吸わなかった煙草 779本 浮いた煙草代 155ユーロ 延びた寿命 2日 16時間 55分 只今の体重 72,2kg 体脂肪率 18,2% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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