テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ドイツ生活
しかし、まだコンビニに寄っていないまま出発日(6日)を迎えてしまった。 帰りは、横浜シティーエアターミナルからリムジンバスに乗って成田まで行く予定だった。まあ、エアターミナル近辺どこかコンビニのひとつくらいあるだろうと思っていた。そうしたら、なんと構内にローソンがあった。 そばに行くと、おでんの何ともいい匂い。また、レジ横の肉まんにも目がひきつけられた。しかし、ここは当初の予定どおり、おにぎりを購入することに。 おにぎりの並んでいる棚を見て、あれ?と思った。実はこれが最後の浦島体験だった。 僕の知っていたコンビニおにぎりは、透明なセロファンにつつまれていて、横から引っ張るつまみが出ているものだった。しかし、写真のようにパッケージが高級化されていて、しかも「おにぎり屋」とブランド化されていた。そして米もコシヒカリ、具も厳選された材料と高級感をかもし出していた。僕は「ツナマヨネーズ」のような庶民的な具が欲しかったのだが、それはなくなっていた。 あとで雑誌を見ると、これには次のような事情があるらしい。 右肩上がりのコンビニ業界だったが、数年前から弁当・惣菜専門店やデパ地下などの隆盛により、コンビニグルメは低迷化していった。 そこで、2001年、セブンイレブンが「こだわりおむすび」でおにぎりを高級路線に乗せたところ、これが当たり、以後コンビニおにぎりは高級路線がトレンドとなったようだ。 ちなみに写真右の「新潟コシヒカリおにぎり」はサイズも大きめで、のりははじめからご飯に巻いてあるもの。中央のはのりが別々にパックされている従来のコンビニおにぎりのタイプ。少々様変わりはしていたが、とりあえずコンビニおにぎりが食べたいという夢は叶った。 成田空港に着くと連日の睡眠不足でふらふらしていた。すると、なんとタイミングのよいことにコイン式のマッサージチェアーが並んでいた。そこにどかっと座り込んで、スイッチオン。しばらくゆったりしてると、まだもうひとつ夢が残っていたことに気がついた。それはラーメンを食べることだった。 空港内でどこかラーメン屋がないか探したが、まもなく搭乗手続きの時間が来た。手続きが終わってからラーメン食べようと思ったが、この日はものすごい人が並んでいて、かなりの時間並んでいた。手続きが終わった頃はもう、出国手続きをしないと間に合わない時間になってしまった。それで、出国ゲートをくぐり、搭乗口近くの売店でラーメンを注文した。ラーメンが出来上がった頃は搭乗が始まっていた。飛行機に乗り込んでいく乗客たちを横目で見ながら急いでラーメンをすすってたので、あまり味わう余裕はなかった。食べ終わると急いで飛行機に乗り込んだ。そしてまもなく飛行機は動き出し、成田を後にした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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