テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ドイツ生活
そして今日、今年最初の雪が降った。もっとも記録ではすこし前に降っていたようだが、実際に見たのは今日がはじめて。 ブラウンシュヴァイクは雪国というほどではなく、真冬も雪が積もっていない状態の方が多い。 しかし、時々ドカ雪になる。 3年前の年末のドカ雪は特に思い出深い。 当時、2ヶ月のルートヴィヒスブルクでのスクーリング期間を終えてブラウンシュヴァイクに帰るときだった。シュトゥットガルト駅にいた頃は特に積もっている様子ではなかったが、電車がフランクフルト、カッセル、ゲッティンゲンとすすむにつれ、車窓は雪国と化していった。 ブラウンシュヴァイクに着くと、町はすっかり雪景色だった。 スクーリングの後なので、膨大な荷物を抱えていた。市電は動いていたが、タクシーは全く動いていなかった。こういうときこそ、タクシーで帰りたいのに・・・。 しかたなく、市電で帰宅。しかし、当時の自宅から最寄の停留所まで、500メートルほどあった。普通に歩けばたいした距離ではないが、重い荷物を抱えて雪道を歩くにはきつい距離だった。 雪が深くて、スーツケースのキャスターが雪に埋もれて回らなかった。スポーツ根性ものの漫画みたいに、雪の上で重いスーツケースを滑らせて引いていった。 ふとふりむくと、僕がスーツケースで“地ならし”した後を何人かのおばちゃんがついてきていた。僕と目が合うと、おばちゃんは「Sehr nett!」と言って笑ってた。色々な意味に取れる言葉だが、多分そのまま「まあ、とても親切ね」とでも言ったのだろう。親切のつもりはなかったが、悪い気はしなかった。 今年の雪はどうなんだろう・・・ (写真は3年前のブラウンシュヴァイク) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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