テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ドイツ生活
これは、いわば宅配便の不在通知である。 日本から荷物が送られてきたのだが、業者が届けにきた時間には僕がいなかったので、このように伝票が投函されたのだ。 通常の郵便小包であれば、近くの郵便局に取りに行けば良いのだが、「エクスプレス」の場合、ハノーファー近辺から配達されていて、いくらなんでもそこまで取りに行けない。 なので、電話して自分がいる時間帯を告げてもう一度配達をお願いしなければならない。 この時ちょっと厄介なのが、伝票に記されている配達番号を伝えなければならないこと。数字だけでなく、アルファベットの文字も混ざっているので、伝わりにくい。日本人の発音するWやL、Rは認識されにくいし、UはよくÜと間違えられる。 ドイツではこのように電話口でスペルを正しく伝えるために、名前を合わせて言うことが良くある。これは例えば「中島の島は島流しの島」というようなものである。ドイツの場合次のようにあらわす。 A = Anton B = Berta C = Caesar D = Dora E = Emil F = Friedrich G = Gustav H = Heinrich I = Ida J = Julius K = Konrad L = Ludwig M = Martha N = Nordpol O = Otto P = Paula Q = Quelle R = Richard S = Siegfried T = Theodor U = Ulrich V = Viktor W = Wilhelm X = Xaver Y = Ypsilon Z = Zürich Ä = Ärger Ö = Österreich Ü = Übel 今回の配達番号の中にはEとIが入っていて、この二つはなかなかちゃんと伝わりにくい。しかし、Emilがなかなか出てこなかった。相手のほうが、Emil?と聞いてきたので、何とか伝わった。 やはり、こういうことはいざと言うときのために覚えておかなければならない、と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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