『核分裂を一気に引き起こせば、新しい大量破壊兵器になる。街を歩いているときにその着想が浮かんだという。悪魔のささやきは日常に潜んでいるのかもしれない◆英国の作家スティーブン・ウォーカーさんの著書「カウントダウン・ヒロシマ」はこう記す。「1933年9月12日、雨のそぼ降るロンドンの交差点で立ち止まったシラードは、信号が赤から青に代わるあいだに、世界で初めて原子爆弾のアイディアを思いついたのである」◆「シラード」とはハンガリー出身の物理学者レオ・シラード。大戦中、アインシュタインと共に米国に原爆開発を訴えたことで知られる。ユダヤ系の2人はドイツが先に「悪魔の兵器」を手にすることを恐れた◆後にその行動をシラードは強く悔やむことになる。ドイツが降伏し、開発を正当化する理由がなくなった。何より自分の頭脳が生み出した兵器が本当に遣われれば、想像を絶する惨事になる。しかしその思いは届か那かった◆67年前のきょう、広島に原爆が落とされた。その瞬間、シラードが案じた。「惨事におびえる時代への扉」が開かれた。今また、原発事故という新たな脅威も突きつけられる◆「原爆は一度きりと信じたい。だが原発がある限り恐怖は続く。」県内に住む被爆者の言葉が重く響く。いつの日か扉を閉じ、二度と開かないようにしたい。しっかりと鍵をかけて。「8・6」はその近いの日だ。』
とんでもないものを開発したと、開発してしまった本人は仰る。。。何故、日本に原爆が投下されてしまったのか。それほど世界の国々から憎まれていたということ?なので、その償いに、自国はお金に困る人があふれているというのに、世界中に支援という名目でお金をバラまかなきゃいけないの?もう、いい加減、自国のことは自国で。というわけには行かないのかなぁ。常任理事国入りも果たせないのに。。。