だんじり歌に続いて登場したのは、中学生たちの和太鼓。迫力がありました!
母がお世話になっている施設の、今夜は夏祭り。普段、駐車場として使われている場所に特設ステージが組まれ、紅白の幕で飾られている♪足場を組むのは業者が、紅白の幕を飾り付けるのは職員さんたちが行ったものだとか。両サイドに大きなスピーカーが設置されていたのは、地元出身の東京で活躍中というプロのギタリストさんのライブ演奏があるから。
一人1000円分の金券みたいなのを職員さんが管理してくださって、ジュースだとかビール、唐揚げ、クレープなどなど、好きな物を選んで頼めば運んできてくださる仕組みになっていた。母は何も食べたくなさそうだったけど、リンゴのジュースを職員さんが持ってきてくださったときは、嬉しそうに飲んでいた。午後6時から、結局、母は8時前には部屋に戻りたいと言いだして、戻る前に、オレンジティーというのを購入して少し口にしていたので、そのペットボトルは私が運ぶことにして、車椅子での移動の介助は職員さんに頼むことに。
母の父親が浄瑠璃を語っていたということで、一番最初に登場した『福童』という、いとこ同士が集まった子どもたちのグループのだんじり歌に、とても喜んでいた。演目は、『玉三』男の子5人に女の子が1人のグループだったけど、絶世の美女玉藻の熱弁もきんとうじの迫力のある声も、みんな小学生っぽい子たちが演じるのに、力がこもっていて、母も大満足のようだった♪
衆議院議員さんがご挨拶。その後私が握手をしていただく機会があり、このかたになら託しても大丈夫なのかな。という気がしていた。淡路島からの貴重な一人なのだから、次の選挙にも是非当選して欲しい。
理事さんのお一人の、どうやら甥になるという、プロのギタリスト。見かけは本当に女の子なのに、喋るとやはり男の子。女声ボーカルと、女性ピアニストと共に登場。実は、何曲か歌う最後の方に、母がいつもビデオで楽しんでいる(勿論、音だけ)美空ひばりさんのも歌ってくださったようだけど、母が部屋に戻ったのは、歌の途中だったから、聴くことはできなかった。
部屋に戻り、パジャマに着替えさせていただく。おむつもキチンとセットしていただいて、そのままベッドイン。薬のことや、寝る前にさす目薬のことを母は気にしていたけど、ちゃんと職員さんが管理してくださっていることを話し、入れ歯を外して後は職員さんにお願いして退散。
歯の治療でお世話になった歯医者さんも理事の一人に加わっていらっしゃるとのことで、職員さんたちと同じような色のTシャツを着て待機していらっしゃった。
印刷会社勤務の頃、事務の仕事をしていたかたとバッタリ。一体どなたが入所を。とお聴きしたら、最後の演目『阿波踊り』にお子さんたちが出演しているとのこと。驚いたなぁ、もう、踊れる年齢になっていたんだ。。。みんなそれはそれは楽しそうだ。最後に職員さんたちも輪に入って踊っていらっしゃる。
焼きそばを焼く担当は厨房の職員だったと思うけど、舞台裏を支えていらっしゃった人たちもみんな輪になって踊って、場を盛り上げている。まぁ、自分たちが楽しむため。もあったかもしれないけど。
母には満足できた夜だったかな。だんじり歌があったのは、本当に良かったと思う。淡路島に育って、だんじり歌を知らない人はいないだろうから。
大きなイベントが終わって、職員さんたちも、ホッとされたのじゃないかな。本当にお疲れ様でした!