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カテゴリ:盲目となった母の介護
何カ月ぶりだろう。特養に入所中の母に逢いに行ったのは。
夕食が始まっており、母は器用にスプーンを口へ運んでいる。ただのお粥ではないようで、野菜を細かく刻んだのが入っている。すっかり平らげて、デザートはパイナップル。これも小さく刻んでくださっている♪どれもこれも一つのスプーンで食べようとする母。 好き嫌いの無い母は、どれもこれも美味しいとのこと。食べられるのが何よりかな。同じテーブルの人も、殆ど手をつけていなかったり、母とはまるで違う。盲目でありながら一人で素早く食べるのは、ある意味見ていても気持ちが良い。 肌寒いこともあって、母の手が少し冷たく感じて、少し長い目の握手食べた後だから血の巡りが悪くなっていたのかな? 前に行ったのはいつだったか、手をこすりながら、「ねば~い気がする」と言っていたので、職員さんもよく分かっていっらっしゃって、おしぼりを食後にも暫く持たせてくれていた。 食後にはお薬を1錠。職員さんがスプーンの上に載せると、上手に口へ運ぶ。目が観えていないのが不思議なくらい。 私とは36歳違いの母は、4月4日には何と、96歳に。「100までもうちょっとやん」と私。そりゃあ、100歳でストップしなくても、ずうっと長生きして欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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