兵庫県生活文化大学というのがあって、私は迷わず定期演奏会観賞講座というのに申し込んでおいた。9回の定期演奏会と、レクチャーがそれぞれ30分程。9回のうち、西宮芸術文化センター芸術監督でいらっしゃる佐渡裕氏の指揮が3回。これだけでも値打ちがあると思う。明石海峡大橋の通行料金がもっと値下げしてくれたら、助かるんだけどなぁ、本当は。
「題名のない音楽会」という番組で司会も務めていらっしゃる佐渡裕氏の指揮を生で観られるだけでも魅力だと思う。
建設されたのは、阪神淡路大震災の復興ということもあり、随分経つのに、私は今回が初めての入場。席は、2階C-49番。2階の一番後ろのステージに向かって右端。自分で席が選べるなら、先ずは選ばない席だったけど、こればかりは仕方がない。2階席だったからか、尚更音の響きが良かった気がする。勿論、こんな素晴らしい会場なんだから、どの席で聴いても、音の良い悪いなんて無いだろうけど。
プログラムは、1部にガーシュウィン『キューバ序曲』『ピアノ協奏曲ヘ調』ピアノはペーテル・ヤブロンスキー。2部にはドヴォルザーク『交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」』管弦楽はどちらも兵庫芸術文化センター管弦楽団。新入団の人が何と12人もいらっしゃると聴いて、これも驚き。
定期演奏会というのは、3日間通して行われるようだ。なので、同じ講座生でも仕事の都合で、土曜日が良いとか、日曜日が良い。とかでも大丈夫♪ 私は、金曜日を選んだので、案外空いているのかな、なんて思ったら大間違い。こちらの会員が何と4700名を数えるとかで、常に会場は満席とのこと。管弦楽団もそうだし、会場がまた素晴らしいからこそ、こんな大勢の人が集まるんだろうなぁ。管弦楽団のメンバーは選りすぐりの人ばかりだし、海外からもゲスト・トッププレイヤーなんて人が参加するのだから。
驚いたのは、トランペット、トロンボーンともに意外に少ないな。と思ったこと、その割に、頑張っていらっしゃいました。凄かったです。
1部と2部では、勿論演奏曲目も雰囲気もガラリと変わるように工夫されていて、1部は、演奏者たちも思いっきり楽しむ。といった感じ。2部は、これぞクラシックコンサート。という感じに。でも、何でもござれなのよ。と言わんばかりの演奏♪ これはきっと芸術監督を務めていらっしゃる佐渡さんの影響も大きいのかなぁ、皆さん本当に音を楽しんでいらっしゃいましたもん♪
私には初めての会場だったけど、阪急西宮北口駅からは通路で繋がっていて、とおっても便利♪ 本土の人が羨ましく思えますねぇ。いつだって行き放題なんだもん。
私としては、井上さんも楽しみ♪ 色々パフォーマンスがありそうだし。11月16日♪