あれはいつのことだっただろう。昔NHKで放送されていた韓国ドラマ『チャングムの誓い』というのが正午から違うチャンネルではあるけれど、再放送されていることを知り、すっかりハマってしまった私。
あらすじもそうだけど、時代背景そのものは、『チャングムの誓い』が一番古いことになり、演出者が同じせいか、『チャングムの誓い』に出演していた何人かが、NHKで続いていた『イ・サン』にも登場しているのを発見して、驚いたり、おかしかったり。
今、NHKでは『イ・サン』から『トンイ』に変わっている。『チャングムの誓い』で、私にはとても個性的に写っていた女優が、『イ・サン』にも登場していて、「スラッカンの女官だった」みたいな台詞に驚いていたら、何と先日NHKで始まった『トンイ』にも出演している。
韓国語なんて私にはわからない。なので、勿論日本語に吹き替えた音声のを聴くことになる。すると、同じ俳優さんの吹き替えを担当する日本人もどうやら同じ人がやっているようで、そのことにも興味が湧く私。
『チャングムの誓い』の時代の女官たちのヘアスタイルには最初驚かされた。時代が進むに連れ何故か簡略化されているようなのに、男性の武漢たちの衣装は殆ど変わらない。
正午からテレビ大阪で放送されているのは、“ぐっどちゃんねる”と副題がついている。提供される放送局の関係でそうなるのかどうか?『チャングムの誓い』に続いて、『根の深い木』というのが始まり、朝鮮第4代イ・ドの時代に逆戻り。ハングル文字の創製に情熱を傾けられた王の話だったけど、アッと言う間に終わってしまった。因みに、『チャングムの誓い』は第10代王の時代。
今月10日からテレビ大阪で始まった、『ペク・ドンス』。時代は第21代王。NHKの『イ・サン』(時代背景は第22代王)。に続いて始まった『トンイ』が第19代王。そして主人公のトンイがどうやら第21代王を生み育てるという話のようだ。どこかで重なり合っているのが面白い。出演者が同じなら尚のこと面白いだろう。
目下のところ、日曜日の午後11時からをNHKの『トンイ』に、平日正午からをテレビ大阪の『ペク・ドンス』に力が入りそうな。1700年代というと、日本はどうだっただろう。既に豊臣は滅び、徳川家康が江戸に幕府を開いたのが1603年だから、案外平和な国だった?
殆ど宮廷が舞台の中心となる韓国ドラマ。内容そのものより、共通の出演者に惹かれてしまうというのは変?