ねぼけ堂のお菓子
勤めていた頃の、大阪市内は住之江区にある郵便局時代の主事さんから素敵な荷物が届いた。勿論、ゆうパックで。どうやら、“ねぼけ堂”というお店はあちこちにあるらしい。 昨日、洲本本町郵便局へ寄った後、かっちゃんに何かお供えを。と思い立ち寄ったのも、“ねぼけ堂”。 私の祖父が住之江区浜口にある“ねぼけ堂”の格子煎餅が大好きで、帰省の折にはいつも買っていた。やはり、同じように格子煎餅を見付けて早速ゲット。 もう、今や“郵政の数字”なんて言うと笑われてしまいそうだけど、その書き方の見本のような数字を主事さんはずうっと書いていらっしゃる。大体、私の年代の人間は、そういう教育を受けているので、違う数字は書けない。 何が困るって、再配達受付用の葉書。「せめてもう少し読める字で書いて」なんて、私の年代では考えられない数字を平気で書いていらっしゃる。これは一体どういうことなんだろう?と実は不思議で仕方が無い。 郵便コールセンター勤務(昨年4月9日まで)の頃、リーダー会議というのがあって、その折に、「せめて郵政の数字を使って書いてくださいな」と私が言うと、「そんなん貯金やった人間にしかわかれへん」とのたまう。そうかなぁ。確か、京都郵政研修所での初等部前期訓練では、全員が見本の紙を渡されて、練習した筈なんだけど。 気持ちの良いくらい、見本を忠実に再現されたかのような主事の数字を観ると、本当に心が和んでしまう私。郵政の職員ならずとも、事務屋ならば、これくらいの数字は書けて欲しい。 “ねぼけ堂”というお名前が余りにも懐かしくて入ったお店。まさかその翌日に、場所は違えども同じ“ねぼけ堂”のお菓子が届くだなんて♪ 美味しい餌などありはしないのに、愛車の運転席側に、最初は落ち葉がくっついているのかと思って顔を近づけたら、何と、カタツムリ。好きなようにすれば。と放置しておいたけど、さて、どこまで上り詰めたことやら。