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柔道大好きオヤジ OKのブログ ~継続は力なり~

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OK&和也

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2007年09月01日
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テーマ:柔道最高!(453)
皆さんお久しぶりです。

実は大変な事が起きておりました。

和也が怪我をしました・・・「また?」と思うかもしれませんが、今回は選手生命の危機であり、今後の人生に関わるほどの大怪我でした。


練習試合に副将で出場し、1~2階級上の変則的な相手に、袖釣り込み腰で強引に書き込まれたらしく、頭部から畳に叩きつけられ、救急車で高度救命救急センターに搬送されました。

搬送された時は、手足の痺れや麻痺、硬直があり、頚椎損傷の可能性が高かったそうです。

ステロイド投与等の治療で、その日のうちに手足の感覚はかなり戻ってはきましたが、握力の低下があったりして、首の骨・神経・筋肉組織・靭帯・椎間板 等々の損傷の疑いがあり、そのまま集中治療室(ICU)で3日間の治療を行いました。

ただ、担当医も驚くほどの回復力を見せ、幸運にも後遺症は残らずに、1週間で退院する事ができました。


和也の検査結果は、

1. 頚椎(骨組織)・・・異常なし
※間違いなく、骨の中の凄く細かい組織が出血していたり損傷していたりしているのは間違いないのですが、安静にしていれば治るレベルです。

2. 頚髄(神経線維の束)・・・異常なし
※怪我直後~搬送時には、手足の麻痺や痺れ、硬直が大きかった為、神経に大きな衝撃が加わった事は事実ですが、神経の断裂や損傷は診受けられない。
ここが切れていたら、一生後遺症が残ったでしょう。

3.軟部組織(靭帯・筋肉・腱・皮下脂肪・椎間板 等々)・・・これに関しては、損傷の疑いが高い。靭帯の断裂と筋肉組織の損傷が疑われる。MRI等では判明できないレベルの組織なので、経過観察で診て行くしかないが、搬送時の状態から診ても、靭帯と筋が損傷しているのば間違いないと言える。



1と2に異常が無いのは、本当に不幸中の幸いで、大袈裟に言えば、奇跡に近いそうです。
事故直後の状態から見て、1.2に異常があり、麻痺や痺れ等の何らかの後遺症が残ってもおかしくないそうです。

靭帯損傷で4~6週の安静。筋肉組織の損傷で2~4週の安静を要します。

今回の担当医から、和也の体格を凄く誉められました。
部分的に偏った筋肉のつき方ではなく、全体的にバランスの良い筋肉のつき方だそうです。
偏りのある体格や筋肉のつき方をしていると、強い部分で弱い部分に負担を掛けてしまったりするそうですが、和也の場合はそれが無く、今回の怪我からも、このバランスの良い筋肉が、体全体を守ってくれたのだろうと、言っていました。
今の筋肉であと5kg体重が重かったり、もう少し筋力が弱かったりしたら、もしかしたら危なかったかもしれないそうです。


現在、首の痛みはありませんが、やはりコルセットは当分の間付けなければなりません。
でも、首に負担の掛からない程度の、軽い手足のトレーニング(軽いダンベル等の反復運動や階段歩行)は許可が出ました。
もちろん、走る事は当分禁止ですし、軽いトレーニングも首に違和感や痛みが少しでも出た場合は、即辞めるように指示されました。

担当医は、九州の久留米で中高と柔道をやっていたそうで、和也の今後を凄く応援してくださいました。

「今後、その時その時の首の状態に合わせたトレーニングで、焦らずしっかり治しながら、常にMAXでトレーニングしなくても、今よりも素晴らしい肉体を作る事は可能だし、今回の大怪我をキッカケとして、自分の柔道スタイルを見直すことも必要。
3年生の関東大会やインターハイで、最高のパフォーマンスが出来る様に、秋の大会は見送って、ゆっくり首の組織が治るのを待ち、筋力を戻すのではなく、今を上回る筋力をつけ、それから徐々に柔道の稽古を再開して、素晴らしいアスリートに復活してください。そうなるかならないかは君次第です。応援しています。」
と、仰ってくださいました。

こんなに素晴らしい医師に巡り合えた事を、心から感謝しました。



肉体だけでなく、精神的なダメージもあるますので、一概に復帰できるとは言えません。
柔道の稽古を再開しても、まずは恐怖心を克服する必要があると思います。
投げられると言う事に対して、今までに無かったような恐怖心に駆られるでしょう。
それを和也が克服できるかどうか・・・。
そして、「次は無い」という首に爆弾を抱えた状態で、柔道選手として復帰する恐怖。これは和也だけでなく、私達親にもあります。

今現在の和也は、復帰に対して、意欲的で前向きです。
でも、柔道の稽古を再開するまでに、何度も和也と話し合う必要があります。

担当医の助言もあり、数多くの柔道家、指導者、経験者の話を聞こうと思います。
今後の和也の柔道復帰への色んなアドバイスをいただけたらと思います。


今回の和也は色んな人の力で助けられました。

怪我をした時、監督は和也をその場から動かさずに、偶然居合わせた接骨医に首の状態を診てもらい、周りには楽観視する人が多い中、練習試合を中止して、救急車を呼んでくれました。
もし救急車を呼ばす、その場で様子を見たりしていたら、大変な事になっていたかもしれません。
監督の色んな経験が救急車を呼ぶという判断になったそうです。
監督のこの適切な判断に感謝です。

そして、救急隊の「頚椎損傷の疑いが強く重篤」との判断で、普通の病院ではなく「高度救命救急センター」に搬送されてたのも良かったと思います。
救急隊の判断に感謝です。

そして、救急センターで適切な処置をしてくださった医師と看護師さん・看護婦さん達に感謝です。



ここでこんな和也の怪我を書いたら、このブログを通じて知り合えた皆さんに、心配をかけてしまうだけだとも思いましたが、「柔道」という共通の話題で知り合えた方も多くいます。

だから、この和也の怪我を報告させて頂いて、良い教訓になればと思いました。

柔道だけではなく、格闘技やスポーツには怪我は付き物です。
特に柔道やレスリング、体操では、このような頚椎の怪我が少なからずあります。

和也は中学で柔道部が無かった事もあり、筋トレだけは人一倍やってきました。もちろん首も鍛えていました。
高校でも、監督が首のトレーニングを欠かさず部員にやらせているそうです。

トレーニングは地味できついので嫌いな人が多いと思います。
特に首のトレーニングは、強さとして自分自身では感じにくいですからね・・・。

でも、その日頃の鍛錬が和也を守ってくれたのも事実です。

出来れば、皆さんのお子さんや、指導者の方がいらっしゃれば部員達に、この和也の怪我の事を話し、トレーニングの大切さや柔道の怖さを教えて欲しいと思います。

一生懸命稽古している最中でも怪我をしてしまいます。
一流アスリートでも怪我をしてしまいます。

自分の相手が怪我をしてしまうかもしれない。自分自身が怪我をしてしまうかもしれない。
一生懸命やっていても怪我をしてしまうのだから、ふざけたり不真面目だったり集中していなかったりしたら、もっと怪我をしてしまう確率が高くなります。

怪我から自分を守るのは、まずは自分自身です。自分の日頃の稽古が守ってくれます。
そして周りの人達が守ってくれます。

和也は、今回の怪我で、自分は1人で生きているのではなく、色んな人に支えられ守られて生きている事を実感したと思います。

それを、是非多くの柔道少年少女達に伝えて頂きたいと思います。


和也は必ず試合に復帰すると言っています。
これから復帰に向けて、辛いリハビリとトレーニングの日々です。

でも、必ず和也の復帰戦を皆さんにお伝えしたいと思います。


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最終更新日  2007年09月23日 22時02分10秒
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